3月のワークショップ

ローズで作る化粧水

「香りの女王」として名高いローズ。ローズの美容効果は古くから知られ、あのクレオパトラも美しさを維持するために利用していたと言われています。

ローズの期待される成分はフラボノイドやタンニン、精油成分のテルペン類(ゲラニオール、シトロネロール、ファンネソール)など。ローズの華やかな甘い香りは鎮静効果があり、特に中年以降の女性の鬱症状に効果があると言われていますし、精油成分は乾燥肌、年齢肌、肌荒れなどにも効果があるとされ、現在でも、アンチエイジングの化粧品、マッサージオイルなど、幅広く使用されています。

春色のリニメント剤

植物の色素はほんとにカラフルです。
暖かくなったこの季節、気分もウキウキ♪
カラフルな春色のリニメント剤を作ってみませんか。
植物の色素によって効能もそれぞれです。お肌、爪、踵のケア等、あなたの好みはどの色でしょう。

傷の万能膏薬 紫雲膏

江戸時代に日本で初めて麻酔手術をした医師、花岡青洲が中国の漢方薬「潤肌膏」をもとにして作った傷薬が、この紫雲膏です。
成分の当帰 はでき物などの排膿を早めて傷口をふさぐ作用や、末梢血管拡張作用、抗腫瘍作用などがある事などが明らかにされていますし、紫根 の主要成分、シコニンには解毒、解熱、殺菌などの効果があり、肉芽の発生促進、抗菌、殺菌作用などがある事は分かっています。江戸時代、生薬の種類も成分も今ほどは世間に知られていなかった時代に作られた傷薬ですが、紫雲膏は現在でも薬局でちゃんと売られているお薬です。
今回はこの真っ赤な傷薬、紫雲膏を作ってみましょう。(実際作ると2時間くらいかかりますので、最後、紫根を投入するのところから、お手伝い頂くかたちにして実施いたします、ご了承下さい)

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