=快眠を導くハーブです、猫ちゃんも大好きです=
- 学名 valeriana officinalis
- 和名 西洋カノコソウ
- 科名 スイカズラ科(オミナエシ科)
- 使用部位 根部
- 適用 神経症の就眠障害 神経興奮 消化系神経症 痙攣性疼痛
- 含有成分 精油(酢酸ボルニル、バレレン酸 他)、バレポトリエイト
- 適切な使用において安全
- 鎮静作用を増強させる可能性。鎮静剤の使用者は注意、手術前の使用も禁止
- 人によっては頭痛、動悸を引き起こす事がありますので、多量摂取は避けて下さい。
- また長期(約1ヶ月以上)の利用などを希望する場合は医療機関の指示に従って下さい。
- 妊娠中の方への安全性はデータ不十分です。
安全性については(ドイツコミションE、および、メディカルハーブ安全性ハンドブックに従っています)
健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修を参考
バレリアンは日本ではあまり耳にしないハーブですが、ヨーロッパ、西アジア原産のハーブで、今では世界中どこでも生息しています。バレリアンは「天然の睡眠薬」として古来より使用されていた歴史があり、神経過敏症などの治療に用いられていました。バレリアンの根を乾燥させる事で生じる強烈な匂いイソ吉草酸は、私たちにはちょっと苦手な香りですが猫ちゃんたちはこの匂いをマタタビのごとく大好きです。
バレリアンは強烈な匂いがある一方、中枢神経に働き、筋肉の緊張をとることで知られ、他のハーブより睡眠の質があがると言われています。そのメカニズムは完全には解っていないようですが、抑制性の神経伝達物質であるγーアミノ酪酸(GABA)、含有成分であるイリドイド系モノテルペン(バレポトリエイト)などの関与等、関心を集めています。
- 就寝前にティーとして服用してみましょう。
- 不安、緊張の緩和に 睡眠だけでなく緊張も解きほぐす作用があります
- ストレスが原因の胃痙攣、過敏性腸症候群にもお試し下さい
- 生理痛の緩和にも試してみて下さい
- 妊娠中の方は使用をお控え下さい
![Valeriana Valerian Botany Flora - jhenning_beauty_of_nature / Pixabay](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_300,h_200/https://douzo-no-isu.com/wp-content/uploads/2021/07/valeriana-valerian-botany-flora-5386312-300x200.jpg)
![バレリアン](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_150,h_150/https://douzo-no-isu.com/wp-content/uploads/2021/09/2648342_s-1-1-150x150.jpg)
参考文献 メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ