植物油を使って、ハーブの脂溶性分を取り出す方法です。
温めずに行う冷浸法と熱を加えて行う温浸法があります。
精油成分を主に取り出したい時は 温浸法
ビタミン、ミネラルなどを取り出したい時は 冷浸法
が向いているといわれているようです。
浸出油の温浸法
ビーカーなどに材料を入れ、湯煎に掛け とろ火で30分〜1時間
オイルの温度を80度くらいに保ちながら、抽出します。
オイルの量はハーブで変わります。葉が浸る位まで、入れて下さい。
例
ローズマリー 4g
椿オイル 100ml
浸出油の冷浸法
蓋のある瓶に材料を入れ、日の差さない暖かい所において、
2週間漬け込みます。(一日一回、瓶を振って下さい)
例 カレンデュラ 10g
ホホバオイル 100cc
冷蔵庫に保存して、3ヶ月が目安です。
オイルに小麦胚芽を10%加えると酸化防止に役立ちます。
