水蒸気蒸留法

水蒸気蒸留法=芳香蒸留水や精油の製造法です=

原料の植物を蒸留釜に入れ、直接蒸気を吹き込むか、水と共に沸騰させます。水蒸気の熱で精油を蓄えていた植物の細胞が壊れ、中の精油が放出され揮発します。気化して生じた芳香蒸気は、冷却管を通る間に冷やされて再び液体に戻ります。比重の違いから、上層部に精油、下層部に芳香蒸留水(ハーブウォーター)の二層に分離されます。

例 リービッヒ 蒸留
蒸留器の一例

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