Herb-ラズベリーリーフについて

=ヨーロッパでは安産のお茶として知られています=

  • 学名 Rubus idaeus
  • 英名 Raspberry leaf
  • 和名 ヨーロッパキイチゴ
  • 使用部位 葉部
  • 含有成分 フラボノイド(フラガリン)、タンニン、ビタミンC
  • 適用 出産準備、生理痛、生理前症候群、下痢、口腔粘膜の炎症
  • 安全性 適切な使用において安全 (予定日前の妊婦への投与において安全、妊娠初期は注意が必要)

健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修を参考

ラズベリーの甘酸っぱい赤い実はジャムなどに使用され、日本でも時々みかけるようになりましたが、葉部も歴とした薬用ハーブでヨーロッパでは安産のお茶として知られています(妊婦の出産を軽くする目的で飲用されています)。また産後も飲み続けると子宮収縮に効果があるので、体力の回復に重宝しますし、子宮全般に作用しますので、生理痛の緩和などにも使用できます。(但し、妊娠初期などの飲用には注意が必要です)。
またラズベリーリーフはタンニンを含みますので、下痢止めとして、またはティーとして抽出した液を化粧水として使うと、肌の引き締めに効果があります。

その他、含有しているタンニン(エラグ酸)の効果として、喉の痛みや口内炎、下痢といった症状にも有効です。
エラグ酸はシミになるメラニン色素の生成に関与する酵素、チロシナーゼの活動を抑制してくれるので、シミやソバカスを防ぐ働きも報告されています

ラズベリー Wikipediaより

参考文献 メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ