１月〜2月のワークショップ

＜伝説の若返り水ハンガリーウォーター＞

「ハンガリー王妃の水」とも呼ばれるハンガリアンウォーターは、その名の通り14世紀のハンガリー王妃エリザベートに由来する伝説が基になったチンキ剤です。大筋のお話をお伝えすると・・・

王妃エリザベート（70歳）は、高齢のため、手足のしびれ（リウマチなど）などに苦しんみ、日々陰鬱な生活を強いられていました。それを治療するため修道士達が考案した、ローズマリーを用いたハーブチンキ、ハンガリーウィーターを女王に献上したところ、王妃はそれをとても気に入り、みるみる回復、見違える様に若くおなりになった、やがて若きポーランド王（20代）に求婚され、ハンガリーとポーランドはひとつの国（今で言うと同盟国）になった・・・。

まぁ、諸説ある逸話ではあるのですが、含まれる材料（レシピは多々あるようですが）はローズマリーやローズ、ペパーミント、オレンジやレモンなど、とても魅力的な成分です。この逸話が現在でも語り継がれるに値する、ハーブのプロフィールではないかなぁと思います。

今回はこのハンガリーウォーターで、化粧水を作っていきましょう

1. ハンガリーウォーターの化粧水
   ローズマリーは、抗酸化作用NO.1 と言われるハーブですし、ローズに含まれるタンニンはお肌の引き締め効果があります。まさしくこれがハンガリーウォーターが若返りのチンキと言われている所以でもあります。

自分のお好きな香り、効能などを考えながら、練り香（固形香水）を作ってみましょう。
アルコールを使わないので、穏やかな香りでリラックスできますよ。強い香りが気になる電車や、職場などに気楽に付けられるのも特徴の一つです。

北米の先住民が古くから風邪、伝染病の予防に使っていたとされるエキナセア、生体防御機能の強壮作用カルノソールを含有するセージ、抗菌作用のチモール、去痰作用のサポニンが含まれるタイム。

この3種のハーブから、お一つ選んで、チンキ剤を作ってお帰り下さい。残りのハーブもお渡ししますので、後は、ご家庭で是非tryしてみて下さいね講座では、その他、ご利用方法などもお知らせします。寒さ厳しい時期に、うってつけのハーブチンキになりますよ。一度作ると一年、保存できますので、この時期に是非オススメしたいハーブチンキです。