水に溶けにくい脂溶性成分などをアルコールで抽出する方法。ハーブティーよりも多様な使い方ができるのが特徴です。使用するアルコールを、スピリッツ、ウォッカ、ホワイトリカーなどにすると飲用可能なので、うがい薬、ティーに数滴垂らすなどして有効成分を体内に取り込む事ができます。僅かな量でも、効果があるので、30〜100倍に薄めて飲用しましょう。湿布などには4〜10倍に薄めて使用できます。
※ここではエキナセアを使ってみます〜
ウォッカ100ml(アルコール度数40%以上)
ハーブ(エキナセア)4g
- ガラス瓶にエキナセア4gを入れ、エキナセアが完全に浸る量のウォッカ100ml注ぎ、日付ラベルを貼ってしっかりと蓋をします(材料によって、アルコールの量は変わります、目安としては、ハーブが浸るくらいまでは注いでみましょう、ハーブがアルコールより出ていると腐敗の原因になります)。
- 一日一回、瓶を優しく振り、2週間漬け込みます。(2週間が過ぎたら、必ずハーブは取り出しましょう)
- 茶こし、ガーゼなどで、溶液を漉して、保存容器(遮光瓶がgood)に入れます。
※冷暗所に保存。一年は保存できます。
エキナセアのチンキ数滴をカップ1/2程度のお湯で飲用、もしくはうがいしてみましょう。エキナセアは内服すると、免疫を挙げるとの報告がありますので、風邪の予防などに役立ちます。
お子様の手の届かない所で保管して下さい。
※ ウォッカ、スピリッツ、消毒液はアルコール濃度が高いので、火気厳禁です。チンキを作る場合は十分に注意して行って下さいね