リンゴとカモミールの化粧水

これからリンゴが美味しくなる季節ですね。
そのリンゴを使って、美味しい♫、保湿たっぷりの化粧水を作ってみませんか?

  • リンゴは皮を剥いてみじん切り
  • ドライカモミールと一緒に鍋に入れて煮立たせる
  • コーヒーフィルターなどで煮出し液を漉す

    リンゴとカモミールの抽出液はこれでできあがりです。

材料

  • リンゴ 1/8個 〜1/4個 (お好み)
  • ドライカモミール 軽く大さじ1 (生花の場合3倍の量 お花だけ摘みましょう)
  • 精製水 150〜200cc
  • 無水エタノール5cc
  • グリセリン または 防腐剤 BG(ブチレングリコール) 5cc

作り方 50cc 容器分

①リンゴ1/8個のみじん切りとカモミールを150〜200cc位 の水で

 煮出し 40cc  抽出する。

この煮出し液に
②グリセリン 5cc  
もしくは 
防腐剤として、BG(ブチレングリコール)5cc

③無水エタノール 5cc を合わせて、

①の煮出し液に入れたら

できあがりです。

※精油を入れる場合は、
まず無水エタノールに精油を5滴(まで)を入れておいてね。
最後に入れると、液体とうまく馴染みません。

※昼間使う化粧水の場合、精油は光毒性のあるものは使わないで下さい。
(例 特にベルガモット、その他、レモン ライム など、(柑橘系に多いです。但し、スイートオレンジはOK)日光を浴びる事で、皮膚に炎症を起こす作用があります。

※必ず容器は消毒して使いましょうね。

※冷蔵庫に入れてお早めに消費しましょう。
(防腐剤を入れない場合は食品と同じです。冷蔵庫に入れ、1週間位で使い切りましょう)

※防腐剤、BGを使っても、冷暗所に保管の上、お早めにお使い下さい。ブチレングリコールはネットなど、手作り化粧品材料店などで、購入可能です。
(BGを入れた場合は冷暗所で1ヶ月保存可能ですが、カビ、悪臭などしたら、使用中止です)

※ 菊科アレルギーの方は使用不可です(Gカモミールはキク科のため).

※ ブチレングリコールは 保湿作用もありますが、防腐作用を発揮するのに総量の10% 必要です。

※ グリセリンは保湿効果があります。但し、総量の10%を超えない様にご注意下さい。多すぎると逆効果となります。

※ 気になる方はパッチテストしてから使って下さいね

ジャーマンカモミール、リンゴについて

シャーマンカモミールのプロフィール
世界中でもっとも親しまれているハーブで、近年ではスーパーなどでも気軽に購入できるようになりました。
ジャーマンカモミールは胸焼け、胃炎、疝痛(腹部臓器のさしこみ痛およびそれに伴う腹痛)、生理痛、冷え性、不眠など幅広く薬効をしめすため、ヨーロッパなどでは「緑の薬箱」として、定番ハーブになっています。
主な成分は消炎成分のマトリシン(カマズレン)、αービサボロール、強力な鎮痙作用を発揮するフラボノイドのアピゲニンなどが知られています。

カマズレン・・・セスキテルペン。蒸留過程でマトリシンが変化して生まれる、鮮やかな青紫色の精油成分。カマズレンを少し変化させて安定させたものが、アズレン。病院で処方されたうがい薬が真っ青だった事ありませんか?。抗炎症作用があるので、アズレンはうがい薬によく使われる成分です。、近年ではアトピー性皮膚炎への塗布剤に使われる事もあるようです。

α-ビサボロール・・・セスキテルペン。花のような甘い芳香があります。肌を保護抗刺激性、抗炎症性、抗菌性を持つことが知られています。

りんごについては
リンゴ果実に含まれる、糖類(フルクトース、グルコース、ソルビトール、スクロースなど)を、皮膚を柔軟化する保湿効果を目的として、現在スキンケア製品等に幅広く、利用されているようです。