42.セージ =過剰を押さえて整えるそんなハーブ=

今日は、セージについてです。

セージは、数あるハーブの中でも
「過剰を抑え、整える」そんな性質がはっきりしている植物なんですね。

落ち着かせる、気持ちをなだめる と言うよりも、
ちゃんと状態を見極めた先で使うハーブでもあります。

つまり、
使いどころを選ぶ、ちょっと注意が必要なハーブなんですね。

では、何故、少し気をつけたいハーブなのか、
それは、セージに含まれる 成分ツヨン にあります。

ツヨンは

  • 神経系に作用しやすい
  • 揮発性が高い

という性質をもち、
作用がはっきり出やすい成分なんです。

そのため、

  • 長期・常用
  • 高濃度での使用
  • 妊娠中のの方、授乳中の方

は避ける必要があります。


精油との区別

同じセージでも、
ハーブと精油も同じではありません、注意が必要です。

ハーブティー(乾燥葉)

ハーブティーとして服用する場合、このツヨンはごく少量ですので、
比較的穏やかではあります、ですが、
✔ 期間と目的を限定
✔ 常飲はしない

が前提です。

では、精油はどうか?

セージには幾つか種類があります。
その中でもコモンセージには、成分が高度に濃縮で、ツヨンが含まれているようです。

ですので、長時間締め切った部屋のでのデュフューザー使用など、注意が必要です。

内服は行わず、
外用でも希釈や使用条件に注意が必要なハーブですね。

歴史的背景

Salvia officinalis は、
古代ローマ時代では。

  • 食材の保存や料理
  • 口腔・喉のケア
  • 空間の清浄

といった目的で使われいたようです。

これらに共通するのは、
腐敗や過剰をそのままにしないという考え方ですね。


現代においての使われ方

セージは古代、現代でも、

  • 過剰な発汗を抑える方向
  • 口腔・喉のケア
  • 消化機能のサポート

などに用いられる事のあるハーブです。

現代、特にヨーロッパでは、
更年期を含む、ライフステージの切り替え期に
使われているハーブでもあります。
特に
女性特有の発汗やほてりに用いられる事が多いハーブです。

では、ここでブレンド例を

女性特有の発汗・ほてりなど、過剰反応を落ち着かせたいとき
(更年期を含む切り替え期/短期間使用)


  • セージ …… 1
  • レモンバーム …… 2
  • リンデン(またはカモミール) …… 2

※ 比率です。


この組み合わせの考え方としては、

セージ
過剰な発汗を抑える方向

レモンバーム
自律神経の揺らぎをなだらかに調整

リンデン/カモミール
身体の緊張をゆるめる

とても飲みやすいですよ。よかったら、お試し下さいね。

まとめ

セージは
過剰を抑え、整えるハーブ

として、選ばれてきた一方で、
慎重さが求められる植物でもあるんですね。



今日の一言
セイジは、ちょっときりっとしてるけど、愛情深く、生徒の行動を見てくれる、修学旅行の引率の先生 かな」


次回の ハーブプロフィ−ルは

43.タイム =刺激に負けない状態を支えるハーブ= についてです。

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