エルダーフラワーは、
「効き目が強い」というようなハーブではありませんが。
香りは華やかですが主張しすぎず、
味もやさしく、ブレンドの中では前に出すぎない。単体で主役を張るより、
“場の空気を整える存在”という表現がしっくりくるかと思います。
エルダーフラワー、生のお花は残念ながら拝見した事はないのだけれど。
かわいいお花ですよね。
ただ、日本では、今のところ、広く流通している感じではないかもしれませんね。
何年か前、コカコーラボトラーズが出した、ファンタソカタ(socata)、私はしっかり覚えているんです。エルダーフラワーの香りがする飲料だったと思います。これから、エルダーフラワーもメジャーになっていく?なんて思ったのですが、あまり話題にはなりませんでしたね。
エルダーフラワーは
西洋ニワトコと言われます。その花の部分です。
ヨーロッパでは古くから身近な樹木です。
特に花は
春から初夏にかけての季節の変わり目
に、コーディアルや温かい飲み物として利用されてきた記録がありますし、今でも大人子供問わず、広く親しまれている飲み方です。
季節の変わり目を穏やかに支えるハーブとして、生活に根付いたハーブです。
効能
エルダーフラワーに含まれる成分としては、
- フラボノイド類
- フェノール酸類
- 精油成分(ごく微量)
などが知られています。特に、エルダーフラワーは「フラボノイドハーブ」などと言われ、フラボノイドが多く含まれる事で知られています。
伝統的にも
- 発汗を促す目的で風邪を引いた時などに
に使われることが多いです。
ブレンドでの役割
エルダーフラワーは、柔らかい雰囲気のハーブです。
ブレンドの中でこんな働きをします。
- 香りの角を取る
- 酸味や苦味をやわらげる
いわば
ブレンド全体の“緩衝材”。
前に出るハーブが決まっている時ほど、
静かに力を発揮します。
ブレンド例を少しね
① エルダーフラワー × レモンバーム × リンデン
→ 神経を使いすぎた日の就寝前に
(香りも味も、力を抜く方向)
② エルダーフラワー × ネトル × ローズヒップ
→ 季節の変わり目のベースブレンド
(ネトルのくせをやわらげる)
③ エルダーフラワー × ペパーミント(少量)
→ 鋭くなりがちなブレンドの後味調整
(ミントを主張させすぎないための組み合わせ)
まとめ
エルダーフラワーは、
入っていると
- 飲みやすくなる
- 全体が落ち着く
そんなハーブです。
ブレンドを
「強くする」か
「整える」か迷ったとき、
エルダーフラワーは
後者を静かに引き受けてくれます。

今日の一言
「エルダーフラワーさんは、まさしく赤ちゃんが纏う”おくるみ”、みたいなハーブかな☺️」
次回の ハーブプロフィ−ルは
45.リンデン について です。
ひたちなか市のハーブ教室、どうぞさんのハーバルスタジオでした
季節の講座など開催中です⇨HOMEPAGEへGo
前回の投稿などは 下段に⬇️。よかったら、ご覧下さい。

