オレンジフラワーの花、ビターオレンジンの花。
日本では、概ね”ダイダイの花” に近いと思って頂いていいのだけれど、
近くでみると( 一度拝見したことがあるのだけど)。
ほんとにかわいい、可憐な気品あるお花です。
オレンジフラワーを語る時はやはり、歴史をかえりみるといいかもですね。
歴史的背景
地中海沿岸では古くから栽培され、花は婚礼の象徴とされました。
17世紀イタリアのネロラ公妃が愛用したことから、
そう、精油は「ネロリ」と呼ばれるようになります。
ネロリ今でも多くの香水に使われる香り。
精油もかなり高価ですが、高貴な装いを感じさせる香りです。
フランスではその蒸留水、オレンジフラワーウォーターが
菓子や飲料に使われ、現在も伝統菓子に利用されているようですよ
ティーとしては、精油ほどの強さはありません。
穏やかな芳香成分の影響が中心となります。
主な成分(乾燥花・芳香蒸留水)
- フラボノイド類
- 微量の精油成分(リナロール、リモネンなど)
- 芳香成分由来の揮発性化合物
作用の方向性(ティーとして)
- 神経系を穏やかに整える
- 緊張の緩和
- 軽い消化不良時のサポート
に使われます。
ブレンドでの役割
強い香りを丸くまとめたり、
同じシトラス系でも、少し複雑さ、奥行きを出したりする気がします。
ブレンド例としては、
- オレンジフラワー+レモンバーム
- オレンジフラワー+ローズ
- オレンジフラワー+リンデン
など、
気分を穏やかに整える、そんな方向に働きます。
注意点
- 柑橘アレルギーがある場合は慎重に
- 妊娠中は大量摂取を避ける(通常量のティーは一般的に問題ないとされるが、精油は別)
まとめ
強く主張はしないけれど、
ブレンドすると場の空気が少し明るくなる。
そんな立ち位置のハーブではないかと思います。
基本情報
学名:Citrus aurantium
科名:ミカン科
部位:花
主な利用形態:ハーブティー(乾燥花)、芳香蒸留水(オレンジフラワーウォーター)、
精油(ネロリ)水蒸気蒸留法で抽出される

今日の一言
「図書館司書をしている気品ある老婦人 静かにそっと手助けしてくれる。
それがオレンジフラワーさん☺️」
次回の ハーブプロフィ−ルは
58.女性に多いトラブルの予防的ケア クランベリー についてです
ひたちなか市のハーブ教室、どうぞさんのハーバルスタジオでした
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