57.オレンジフラワー =静かな落ち着きをもたらすハーブ=

オレンジフラワーの花、ビターオレンジンの花。
日本では、概ね”ダイダイの花” に近いと思って頂いていいのだけれど、
近くでみると( 一度拝見したことがあるのだけど)。
ほんとにかわいい、可憐な気品あるお花です。
オレンジフラワーを語る時はやはり、歴史をかえりみるといいかもですね。

歴史的背景

地中海沿岸では古くから栽培され、花は婚礼の象徴とされました。
17世紀イタリアのネロラ公妃が愛用したことから、
そう、精油は「ネロリ」と呼ばれるようになります。
ネロリ今でも多くの香水に使われる香り。
精油もかなり高価ですが、高貴な装いを感じさせる香りです。

フランスではその蒸留水、オレンジフラワーウォーターが
菓子や飲料に使われ、現在も伝統菓子に利用されているようですよ

ティーとしては、精油ほどの強さはありません。
穏やかな芳香成分の影響が中心となります。

主な成分(乾燥花・芳香蒸留水)

  • フラボノイド類
  • 微量の精油成分(リナロール、リモネンなど)
  • 芳香成分由来の揮発性化合物

作用の方向性(ティーとして)

  • 神経系を穏やかに整える
  • 緊張の緩和
  • 軽い消化不良時のサポート

に使われます。

ブレンドでの役割

強い香りを丸くまとめたり、
同じシトラス系でも、少し複雑さ、奥行きを出したりする気がします。
ブレンド例としては、

  • オレンジフラワー+レモンバーム
  • オレンジフラワー+ローズ
  • オレンジフラワー+リンデン

など、
気分を穏やかに整える、そんな方向に働きます。

注意点

  • 柑橘アレルギーがある場合は慎重に
  • 妊娠中は大量摂取を避ける(通常量のティーは一般的に問題ないとされるが、精油は別)

まとめ

強く主張はしないけれど、
ブレンドすると場の空気が少し明るくなる。

そんな立ち位置のハーブではないかと思います。

基本情報


学名:Citrus aurantium
科名:ミカン科
部位:花

主な利用形態:ハーブティー(乾燥花)、芳香蒸留水(オレンジフラワーウォーター)、
精油(ネロリ)水蒸気蒸留法で抽出される



今日の一言
図書館司書をしている気品ある老婦人 静かにそっと手助けしてくれる。
それがオレンジフラワーさん☺️」


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