=ヨーロッパで古くから高血圧や不眠、風邪の引き始めやインフルエンザに用いられてきたハーブです=
- 学名 Tilia europaea
- 英名 Lime tree flower, Linden flower
- 和名 西洋ボダイジュ
- 科名 アオイ科(昔 シナノキ科)
- 使用部位 花部(苞) 葉部
- 含有成分 フラボノイド配糖体 粘液質 タンニン クロロゲン酸 精油成分(ファルネソール)
- 適応 高血圧、不安、不眠、風邪
安全性 適用な使用において安全
安全性については(ドイツコミションE、および、メディカルハーブ安全性ハンドブック)に従っています
リンデンはヨーロッパで、古くから高血圧や不眠、風邪の引き始めやインフルエンザに用いられてきました。
リンデン特有の甘い芳香は精油成分ファルネソールによるものが大きく、その香りは不安や緊張を解し、癒やしをもらたしてくれます。ファルネソールはテルペノイド有機化合物で、香水を作る時の原料としてとてもよく知られる物質です。またリンデンにはフラボノイド、粘液質のアラビノガラクタン等が含まれるので、風邪の引き始め、喉のイガイガなどにも効果がありますし、ハーブティーを、化粧水として使用するのも保湿効果が期待できます。リンデンは葉、茎も使用されますが、こちらは香りはあまり期待できませんが、腎臓の機能を活性化させる事がわかっており、利尿作用、コレステロール低減作用など期待できます。
ヨーロッパでは『1000の用途があるハーブ』とも言われています。
夜になってもなんとなくリラックスできない時やお休み前などにティーを服用してみて下さい。
優しい香りと味わいがイブニングタイムにぴったりです。
参考文献 メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ