=ローズヒップのビタミンCはレモンの20〜40倍=
- 学名 Rose canina
- 英名 Rose hip
- 科名 バラ科
- 使用部位 偽果実
- 含有成分 ビタミンC、ペクチン、果実酸、ビタミンE、カロテノイド、フラボノイド
- 適用 ビタミンC 消耗時の治療補給 /インルフエンザ、風邪などの感染症予防
- 適切な使用において安全
- エストロゲン製剤 血液凝固剤 ビタミンC剤 などとの併用は 医師の指示に従って下さい
健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修を参考
こんにちは ひたちなか市のハーブ教室 どうぞのいすです。今回はローズヒップのご説明を少し。
ローズヒップは昔から庶民の間でビタミンC補給として親しまれて来ました。ローズヒップのビタミンCはレモンの20~40倍、その他フラボノイド、ペクチン、果実酸、ビタミンE、タンニン、リコピン、カロテノイドなど含まれていますので、多様に効果を発揮します。例えば、ペクチンや果実酸による緩下作用(便秘解消)、またビタミンCはコラーゲンの生成にも関与するので、シミやそばかすの予防にハイビスカスと一緒に用いると効果的です。
またローズの種子を圧縮して取れるローズヒップ油は必須脂肪酸を多く含むので、ニキビ跡のケア、傷口の保護などに効果的です。
ローズヒップとハイビスカスのティーは今ではとてもメジャーになりました。そのせいか、ローズヒップティーも真っ赤で酸っぱいと思われがち。ですが、ローズヒップ単独のティーはそれほど赤くはありませんし、酸味もそれほど強くはありません。
ローズヒップとハイビスカスのティーがここまでメジャーなのは、ローズヒップに含まれるビタミンCとハイビスカスに含まれる色素(デルフィニジン)、クエン酸が、とってもいいコンビなんですね。夏の暑い日の体力消耗時にはうってつけのハーブです。夏は冷やしてお飲み下さい。
参考文献 メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ