ハーブをブレンドしてみたい
最近はハーブも随分身近な存在になってきましたね。
どこか不調を感じた時に、ハーブティーを購入された方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか?
様々なハーブが入ったブレンドティーを選ぶのも
☺️ワクワクしますね。
ただ、せっかく購入したハーブティーも、
自分好みの味で無かったなんて事も多く、
それが続かない原因の一つだったりしますよね😌
自分でハーブをブレンドできるようになると
自分の症状と共にちゃんとテイストも考慮しながら、
組み立てられるようになります✨️。
きっと貴方の生活にお役立て頂けるのでないか
と思うんです。

ブレンドするには、まずそれぞれのハーブのプロフィールを知る事が必要ですね☺️。
ではまずは、ハーブの特徴、プロフィールなど紹介していきますね。
記念すべき~(^o^)第1回は
ジャーマンカモミールて、どんなハーブ?
ハーブの簡単なプロフィール
ジャーマンカモミールについて
「胃、腹部の不調、またリラックスしたい時」などによく使われるハーブです
ジャーマンカモミールが適応される主な例
ハーブをブレンドしてみたい =ブレンドしてみよう=
ハーブブレンド 簡単な考え方
ご自分用に利用する場合
まずはそんなに堅苦しく考えないで、
禁忌事項(妊娠中、アレルギー、飲んでいるお薬)だけ
しっかり抑えましょう☺️。
ブレンドは始めから多くを混ぜるのではなく、3種類くらいから、初めてみてはいかがでしょう😌。
一回分を大さじ1杯として、
ベースになるハーブを2/3位、
それからセカンドチョイスのハーブとサードチョイスを合わせて1/3位。
後は、味にアクセントが必要なら、茶さじ1/2位を
プラス してみましょう
カモミールと愛称のよいハーブブレンドの例
基本的な一例としてあげてみますね✨️
(但し、健康に不安がある方は まず医師の指導を優先させて下さい)
- 胃炎症状がある時
- 腹部膨満感
- +キャラウェイ(アクセントハーブ)
腹部膨満感によく使われるハーブです。その他、似たものとしては形状もそっくりなフェンネル。どちらも駆風作用(腹部ガスを出す作用)がありますが、キャラウエイ>フェンネルとなります- まれに呼吸器系のアレルギーが起こる場合あり
- +ペパーミント(アクセントハーブ)
(上記とともに)利胆作用もあり、消化不良、鼓腸(お腹が張る)にも使われるハーブです
- +キャラウェイ(アクセントハーブ)
- 不眠導入障害
- +バレリアン詳しくはこちらも(アクセントハーブ)
睡眠導入によく使われるハーブですが、独特の強いニオイを持ち、シングルでは少し飲みにくいハーブです😅で、他のハーブとブレンドして飲まれる事が多いです。レモン系などのハーブと相性がいいようです。- ドイツなどでは、車の運転は控えるようにとの注意書きあり
- +パッションフラワー,ペパーミント(上記参照)
- +バレリアン詳しくはこちらも(アクセントハーブ)
- 月経前症候群
以下がでしょう。これブレンドしてみたいなど、思ったものはありましたか☺️?
ジャーマンカモミールはスーパでも最近よくみかけるようになりましたし、Amazonさんでもすぐに見つける事ができます。是非試してみて下さいね☺️
ここから先は 参考までに
ジャーマンカモミールの魅力を深めるために・・・

参考 成分カマズレン
ジャーマンカモミールに含まれる精油成分であるマトリシンは蒸留すると青色のアズレン(カマズレン)に変化します。強い消炎作用があることで知られ、アズレン(アズノール)は現在、うがい薬、傷薬などの原料として幅広く利用されています
メディカルハーブ 試験対策 問題!! 参考までに☺️
ジャーマンカモミール 主要成分
消炎成分である( )、( )、蒸留する際に( )に変化する( )、
フラボノイドではり強力な鎮痙作用のある( )
答え
カマズレン、αーピサボロール、 カマズレン
マトリシン
アピゲニン
参考 ジャーマンカモミールとローマンカモミール
- ジャーマンカモミールは一年草。ローマンカモミールは多年草
- ジャーマン,ローマン、どちらも花にほのかに青リンゴの香りがあり、フレッシュティーとして美味しくいだだけるが、ローマンカモミールには花だけではなく、葉にも青リンゴの香りがある。
- ローマンカモミールは背丈が低く、広がる様に育つのに対し、ジャーマンカモミールは立てに伸びる
- ジャーマンカモミールの花床は空洞になっているのが特徴で、ぽっこりしているのが特徴
- ジャーマンカモミールに比べ、ローマンカモミールは苦味が強いので、ハーブティーではジャーマンカモミールが一般的であるのに対し、精油ではローマンカモミールの方が芳香的には優しい香りであるため、一般的によく利用される

ジャーマンカモミール プロフィール
- 学名 Matricaria chamomile
- 和名 カミツレ
- 科名 キク科
- 使用部位 花部
- 含有成分 精油(αービサボロール、カマズレン),セスキテルペンラクトン(マトリシン)、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン
- 適用 胃炎、胃潰瘍、生理痛、皮膚炎、口内炎など
- 適切な使用において安全
- 但し、キク科 アレルギーの方は使用不可
- 薬剤(ホルモン製剤、血液凝固薬、肝臓で代謝される薬、避妊薬、鎮静薬)などは効果に影響を与える可能性があるとの報告もあります。医師の相談を仰いで下さい。
主な成分は消炎成分
マトリシン(カマズレン)、αービサボロール、
強力な鎮痙作用を発揮するフラボノイドのアピゲニン
などが知られています。
- カマズレン・・・セスキテルペン。鮮やかな青紫色をしています。マトリシンが蒸留で変化して生まれる精油成分。カマズレンを少し変化させて安定させたものが、アズレンです。
病院で処方されたうがい薬が真っ青だった事ありませんか?。アズレンには抗炎症作用があるので、うがい薬によく使われる成分です。近年ではアトピー性皮膚炎にも効果が期待され、研究が進んでいます。
- α-ビサボロール・・・セスキテルペン。花のような甘い芳香があります。抗不安作用、鎮痙作用をもたらすとともに、エストロゲン活性を示します。また、肌を保護抗刺激性、抗炎症性、抗菌性を持つことが知られています。
- アピゲニン(フラボノイド誘導体)・・・αピサボロールと共に、エストロゲン活性に働きかける他、」中枢神経系に働き、抗不安作用や鎮痙作用をもたらす。


参考 健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修
安全性については(ドイツコミションE、および、メディカルハーブ安全性ハンドブック)に従っています