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最近はハーブも随分身近な存在になってきましたね。どこか不調を感じた時に、ハーブティーを購入された方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか?

様々なハーブが入ったブレンドティーを選ぶのも、☺️ワクワクしますね。
ただ、せっかく購入したハーブティーも、自分好みの味で無かったなんて事も多く、
それが続かない原因の一つだったりしますよね😌
自分でハーブをブレンドできるようになると、自分の症状と共にちゃんとテイストも考慮しながら、
組み立てられるようになります✨️。きっと貴方の生活にお役立て頂けるのでないかと思うんです。

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では
第2回目 今回は スギナについてみていきましょうか? 

スギナて、雑草でしょ?・・・

いえいえ、そんな事言わないで💦。

春、ほぼ日本中、どこでも目にすると言って過言でない、スギナ。道ばたや野原で緑色で細く枝わかれした葉は、強い繁殖力で群生していますので、雑草として認知されている方も多いかもしれません。
しかし、スギナは古くから優れた効能を持つハーブとして、認知されているんですよ☺️

まずハーブを知る事が必要ですね☺️。
では、ハーブの特徴、プロフィールなど紹介していきますね。

ではまず、スギナのプロフィールからお知らせしますね。

ハーブの簡単なプロフィール

スギナについて

古くから排尿障害 止血剤として使われてきたハーブです

簡単なプロフィール

使用部位 葉茎
学名  Equisetum arvensis
別名  ホーステール
    ツクシ(胞子茎)
注意:腎臓疾患,心疾患のある人は使用禁止


類似した品種に Equisetum palstre があり、こちらにはアルカロイドを含み毒性があります。
スギナに似ているので注意、安易に庭などで採取しての飲用は避けて下さい。

(高温で抽出する事で防げるとされていますので、ティーで服用するのは問題ないとされています)ビタミンB1を破壊するチアミナーゼ。また、ごく微量ではあるがニコチンなども含まれています。多量に生食するなどは避けて下さい


ブレンド:ベース,セカンドチョイス

主要成分

ケイ酸(及び、ケイ酸ミネラル:カリウム、マグネシウム、マンガンなど)、フラボノイド(クエルセチンなど)、アルカロイド(パルストリン)、サポニン、タンニン、フィトステロール、苦味質,ニコチン

作用 利尿、止血、収れん、消炎、解熱、鎮咳、組織治癒

適用 泌尿器系の感染症、外傷後の浮腫および持続性の浮腫

 スギナが適応される主な例

注意
出来るだけ、注意しなければならない事項 禁忌については書いておりますが、個人差もございます。
特にご自分で長期飲まれる場合などは、医師の指導に従って下さ
いね

内服

=シングルで飲む場合=

軽度の尿道炎 ケイ素の補給(美肌,美髪効果) 止血作用

  • ケイ素は元素記号Si 自然界に存在する元素です。ケイ素は身体の骨や血管、皮膚を作る上で欠かせないミネラル。カルシウムの吸収を助け骨、血管の強度と弾力を高めます。
  • 主に泌尿器の感染症(軽い尿道炎)などに使われます。利尿効果があるので、むくみ症状の改善にも繋がります。
  • ケイ素はコラーゲンの生成を促進する働きがありますので、傷の創傷治癒、皮膚の弾力性、水分保持力を高めます。

成人の場合1〜4g。 ティーまたは、それを煮出したもの 一日3~4回服用

  • 4週間以上連続で使う場合は、医師に相談して下さい
  • ビタミンB1を破壊するチアミナーゼ(高温で抽出する事で防げるとされていますので、ホットティーで飲む場合は安全とされています)。また、ごく微量ではあるがニコチンなども含まれている。多量に生食するなどは避ける事

外用

湿疹 かゆみなど、炎症の緩和 創傷治癒

じくじくして治りにくい傷などの、皮膚改善。

  • 湿布剤として利用してみよう茶剤を粉末にし、少量の水でペースト状にし患部に当てる(冷湿布)。
  • 入浴剤として使用するなら1ℓあたり5gの煮出し液を300ml作り、浴槽に入れる
    ※ パッチテストをしてからお試し下さいね

成分シリカとは

最近、シリカ という言葉を耳にしませんか?
たとえば、シリカ入りミネラルウォーターなんて、見かけます
シリカはケイ素が酸化して出来たもの。
ケイ素は、そうこのスギナに特徴成分ですよね。

ケイ素は人の骨や髪、皮膚などを構成している元素のひとつであり、体内でコラーゲン、エラスチンと協働して、細胞の結合組織を再生サポート働きがありますので、美肌、髪の蘇生など、などに役立つ事が研究などで報告されています。また、利尿作用があることにより、ダイエット、体内の老廃物の除去効果など、近年、人気があるようです。

ハーブをブレンドしてみたい =ブレンドしてみよう=

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ご自分用に利用する場合
まずはそんなに堅苦しく考えないでね、

ただ、禁忌事項(妊娠中、アレルギー、飲んでいるお薬)だけ しっかり抑えましょう☺️。

ブレンドは始めから多くを混ぜるのではなく、3種類くらいから、初めてみてはいかがでしょう😌。
一回分を大さじ1杯として、ベースになるハーブを2/3位

それからセカンドチョイスのハーブとサードチョイスを合わせて1/3位
後は、味にアクセントが必要なら、茶さじ1/2位を

プラス してみましょう

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スギナと愛称のよいハーブブレンドの一例だよ ハーブの組み合わせは無限大〜


基本的な一例としてあげてみますね✨️
(但し、健康に不安がある方は まず医師の指導を優先させて下さい)

  • むくみがきになる時
    クミスクチン(別名 ジャバ茶)(ベース、セカンドチョイス)
    スギナ、クミスクチンともにナトリウムを排泄する作用があります。
    スギナほどではありませんが、クミスクチンにも含まれるケイ素の組織組成作用と合わさって、利尿作用に効果を発揮します。
    • その他、利尿作用がある ダンディライオン(胆嚢炎、腸閉塞禁忌)、ネトル、ペパーミント などもオススメです
  • 骨粗しょう症の予防に
    • ネトル(ベース、セカンドチョイス)
      ネトルにもスギナほどではありませんが、ケイ酸を含むと同時にカルシウムなど、ミネラルを多く含んでいますし、上記の通り、利用作用もありますので、うってつけの組み合わせです
  • 月経過多
    • +ローズ(アクセントチョイス)
      スギナとローズが止血に作用する他、、女性特有の鬱々とした気分をローズのゴージャスな香りが癒してくれます。
      • その他、チェストベリ※但し、妊娠中使用不可、経口避妊薬との同時使用は不可、チェストベリーは心療内科などからお薬をもらっている方は医師の指導に従って下さい)などもオススメです。


では、これから先は☺️☺️

スギナの魅力を深めよう

エピソードetc

  • 欧米では、ホーステールと呼ばれます、これはスギナの葉が馬の毛に似ている事(学名Equisetum は馬の毛に例えたもの )に由来します。
  • スギナは痩せた酸性土壌を好むため どこにでも生息すると言われるほど、すざまじい繁殖力があります。そのため、古くから、その効能は庶民に知られており、腎臓、膀胱などの泌尿器系の不調に用いられてきたようです。
  • スギナは酸性土壌を好むので、土壌のpHを示すバロメーターにもなっています。
  • 17世紀のハーバリスト ニコラス・カルペッパーはスギナの圧搾液や煎剤を止血、結石、排尿痛に用いていたようです
  • ドイツの自然療法(クナイプ療法)を提唱したクナイプ神父は体内出血、膀胱や肝臓の不調。結石、ガン肉腫にすばらしい効果があると報告しています。ドイツでは外傷後の浮腫にも内用されます
    クナイプ神父のクナイプ、どこかで聞いたことないですか? 自然派の入浴剤 バスソルトの製品名です、クナイプ神父にちなんで付けられています⇒クナイプバスソルト 
    クナイプ神父⇒19世紀のドイツ司祭 自然療法医学の先駆者の一人 クナイプ療法確立した
  • 漢方薬では、問荊(もんけい)という名前で知られます。清熱、止咳、利尿、鼻血止めなど、に使われているようです。
  • 江戸時代にはスギナ(全草)はすでに食されていたようです。漆にかぶれた時などに、スギナの生汁をつけるとよいと言われていたようです。

つくしとスギナの関係

ツクシが大人になるとスギナになる?
「つくしだれの子スギナの子〜♫」と言う詩があるそうで(聞いてみたけれど、私は聴いた覚えはないよう…)。
なので、ツクシが大きくなるとスギナになる!と思っている方も多いかもしれないですが、
ツクシが大きくなってもスギナになるわけではないようです。

スギナはシダ類なので、花は咲かず(種は出来ず)、胞子で繁殖していきます。ツクシはスギナの胞子茎。頭の部分に一杯の胞子を持っていて、春になり暖かくなると一斉にその胞子を飛ばします(ツクシを摘むと細かい煙の様な粉が出てくるのを見た事はないかな?、それが胞子です)。ツクシは胞子を飛ばすのが役目で、その役目を終えると枯れてしまいます。そして、そのツクシが枯れた後、地下茎から顔を出すのが、スギナです。このスギナは栄養茎は緑色、光合成を行う事ができます。このスギナの栄養茎は地下茎に栄養を送るのが役目です。私たちがスギナの根だと思っているところが地下茎。スギナは地下茎は切断しても、また生育していく性質も持ち合わせていますので、庭などにスギナを生やしてしまうと中々駆除できないのはそのためで、しばしば、やっかいな雑草として扱われます。

<ツクシの生える条件>
うちの庭にスギナは一杯生えるけど、ツクシは生えないよ〜。
なんて事ありますよね。我が家もそうです。
ツクシが生えてくる条件は、
栄養(土壌は酸性)、日当たりが十分であること。
スギナに十分の水分が行き渡っている事などが必要なようですよ。

尚、つくしにも利尿作用など認められているようですが、上記にも示した通り、ビタミンB1を破壊するチアミナーゼ、微量 ニコチン、などが含まれていますので、長期にわたり食べ続ける事は望ましくないようです。

メディカルハーブ 試験対策 問題!! 参考までに☺️

スギナの注目成分は(    )。別名シリカ
メディカルハーブ安全性ハンドブック第二版では クラス(  )。
(     )のある人への使用は禁止
 

答え  ケイ素
     2d
腎臓疾患      (利用作用があるため)

いかがでしたか? なにか、飲んでみようと思う組み合わせはありましたか?
もちろん、このブレンドは ほんの一部💕。 
ハーブの不思議 奥深さ、楽しさ、少しでも感じていただけたらうれしいです☺️