カテキンはポリフェノール、フラボノイド系に分類されるタンニンの一種です。カテキンは、緑茶中に多く含まれることはよく知られています。カテキンは、抗酸化作用、抗菌作用などの効能は報告されていますが、近年注目を集めているものに緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートなどがあります。エピガロカテキンガレートは、他の種類に比べ、抗ウイルス活性が強いことが解っています。抗酸化作用、抗がん作用に加え、アルツハイマーの原因とされるβーアミロイド生成抑制作用、抗動脈硬化、インフルエンザ感染抑制など、様々な効果が報告され、現在も研究が進んでいます。

エピガロカテキンガレートは水には溶けにくい性質を持っています。アルコールなど、溶解するのが望ましいので、チンキ剤などを作って利用するのが効果的です。

green tea
緑茶
エピガロカテキンガレート