フェンネルのお花でシロップ作り

シロップ材料(少量です)
水20g
きび砂糖20g
フェンネルの花チンキ15〜20g

作り方
水と砂糖を火にかけ きれいに溶かします。
最後にチンキをサッと入れて
アルコールを飛ばして出来上がりです。

夜のデザートでは
アルコールを飛ばさなくてもオッケーかもですね😊

あとは…
ソーダで割ってドリンク、
レモネードにちょっと香り付け、
焼き菓子にシロップとしてアクセントに

などなど
お楽しみ下さい。

🍀𖤣𖥧𖡼𓈒𓏸🍀

【フィノッキエットとは】

「フィノッキエット(Finocchietto)」はイタリア語で「小さなフェンネル」。
野生フェンネルの若い茎や葉、花を指す言葉で、特に南イタリアでは野生種を意味することもあります。

また、フェンネルの肥大した茎(鱗茎)を「フェノッキオ(Finocchio)」と呼びますが、これを「フィノッキエット」と呼ぶ地域もあり、料理名として使われることもあります。
若い葉や花を使ったパスタやスープに、その名がつくこともあります。

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🍸【フィノッキエット・リキュールとは】

フィノッキエットと呼ばれるリキュールは、フェンネルの花や葉、種子をアルコールに漬け込み、砂糖を加えて仕上げる、伝統的なイタリアの食後酒です。

消化促進や駆風、軽い鎮静といった作用があり、味わいはアニスに似た甘さと、ほのかなスパイス感が特徴です。

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今回はお花でチンキ剤を作りましたね。
ここでは、そのチンキの薬効や活用法をご紹介します。

ティーなどに茶匙1杯ほど加えて飲んでみてください。
アルコールが気になる方は、お昼間などにレンジで軽く加熱するのもおすすめです。

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【フェンネルの花のチンキの効能】

フェンネルの花には、微量の精油成分(アネトールなど)やポリフェノールが含まれています。
チンキにすると、軽い消化不良の緩和、神経性の緊張や不安の軽減、喉の粘膜の保護といった作用が期待できます。

スパイスとして使われる種(フェンネルシード)と比べると、香りも作用もやわらかく、神経系にやさしく働きかけてくれるのが花の特徴です。
精油濃度は種子よりも低く、作用は穏やか。
そのため、リラックス目的や、神経性の胃の不快感があるときなどに適しています。

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フェンネルは、鱗茎・葉・花・種子と、すべての部位が食に活かせる珍しいハーブです。
香りを料理に取り入れることで、日常の一皿が豊かな一品に変わります。
とても育てやすいハーブなので、ぜひ育ててみるのもおすすめです♪。

🍀𖤣𖥧𖡼𓈒𓏸🍀

※チンキ剤とは
チンキ剤は、ハーブや生薬をアルコールに浸けて有効成分を抽出した液体のことです。チンキ剤としての使い方も少し載せています。