Herb-はとむぎ(ヨクイニン)について

古来より特に肌のために用いられてきた生薬

  • 学名 Coix lacryma-jobi var. ma-yuen
  • 英名 Job’s tears
  • 生薬名 ヨクイニン(薏苡仁)
  • 科名 イネ科 ジュズダマ属
  • 使用部位 種子

2週間以内に手術を控えている場合は使用を控える
妊娠中は子宮収縮作用があるので使用しない

こんにちは、ひたちなか市のハーブ教室 どうぞのいすです。今日はハトムギの事についてお話します。


ハトムギはハトが好んで食べることから名づけられたという節が一般的ですが、それ以外にも、沢山収穫出来るから(八斗むぎ)と呼んで、それがハトムギになったなど諸説あるようです。(十斗=10ℓ)。
中国では数千年前から食用として栽培されていたハトムギですが、日本への渡来時期は、江戸時代の亨保年間(1716-1736年)以降ではないかとされています。ハトムギは古来より特に肌のために用いられてきた生薬で、肌荒れ、イボ取りに効果があるとされています。 日本原産のハトムギは一年草で、原種はジュヅダマ属。数珠玉に形が非常に似ている事からその名がついています。東南アジアなどには、一年草だけではなく多年草などの変種が多くあるようです。因みに東南アジアのハトムギの根は漢方薬としてリウマチなどの処方に使う事もあるようです。

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