=西洋の当帰 アンジェリカ=
- 学名 Angerica archangelica
- 和名 ヨーロッパトウキ
- 科名 セリ科
- 使用部位 根
- 適用 食欲不振、消化不良、気力体力の低下
- 含有成分 精油成分(アンゲリシン(フラノクマリン))、フィトステロール
- 光感作あり。チンキ剤など、皮膚に塗布した後、直射日光に当たると炎症を起こす可能性あり。塗布した後は6時間位は強い日差しは避けて下さい
- 妊婦の使用は不可
- 薬の飲み合わせについてはデータ不十分です
安全性については(ドイツコミションE、および、メディカルハーブ安全性ハンドブックに従っています)
健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修を参考
アンジェリカの名前の由来はエンジェル。悩める人々を助けるハーブとして古くから風邪、気管支炎、胃腸の不調などに用いられ、中世では、最も重要なハーブの一つとして、数えられていました。
現在では、チャイニーズトウキ(当帰)が主に婦人薬として調合されるのに対して、ヨーロッパトウキ(アンジェリカ)は消化不良や食欲不振を改善する目的でハーブティーとして服用されています。
アンジェリカもチャイニーズ当帰も発汗作用、利尿作用を持ち、身体を温めるため、冷え性、更年期の諸症状に用いられます。
アンジェリカの利用法
- 胃の不調、消化不良にはティーとして、服用して見て下さい。発汗作用がありますので、冷え性、更年期の気力、体力の低下にも利用できます。(チャイニーズ当帰と同じように、子宮の働きに効果があるとの報告もあります)
参考文献 メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ
ハーブ教室・茨城・ひたちなか市・どうぞのいす