日本ではお馴染みのゴボウ、海外ではメディカルハーブとして用いられています
- 学名 Arctium lappa
- 英名 Burdock root
- 和名 ゴボウ
- 科名 キク科
- 含有成分 苦味配糖体(アルクティイン)、イヌリン、粘液質
- ニキビ 皮膚炎 リウマチ 便秘 高血糖 (浄血 解毒 抗菌)
- 適切な使用において安全 但しキク科アレルギーの方は注意
- 薬としての作用はデータ不十分 糖尿病などの薬と併用すると影響を与えるとの報告あり
健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修を参考
日本ではゴボウとしてよく食される根菜ですが、欧米ではメディカルハーブとして古くから用いられています。主に湿疹や腫れ物、ニキビや蕁麻疹、リウマチや痛風などの血液浄化を意図として内用、外用で用いられ、利尿や緩下(便秘解消)、利胆(胆汁・膵液の分泌を促進)にも使われていました。近年の研究では細胞の突然変異を防ぐ作用や細胞増殖抑制作用などの他、血糖値を下げる作用についても報告があります。
- イヌリン(水溶性食物繊維)が含まれますので、便秘の改善に役立ちます。
- 利尿作用がありますので、むくみ対策にも
- 食べると血糖値が下がるというエビデンスが存在しますが、血糖値を下げるお薬をもらっている方は、過度に食べ過ぎない様に注意しましょう(サプリメントとの服用は注意が必要です、必要以上に血糖が下がる事があります)。
- まだ十分はエビデンスが存在しませんが、癌、細胞感染、HIV、腎臓結石の治療に効果があるとの報告があります。
参考文献 メディカルハーブの事典