=日本のムラサキは現在絶滅危惧種に指定されています=
- 学名 Lithospermum erythrorhizon
- 和名 ムラサキ
- 科名 ムラサキ科
- 使用部位 根
- 含有成分 シコニン、アセチルシコニン、アルカニン
- 適用 抗炎症、肉芽促進作用などの創傷治癒
- 妊婦の飲用不可
- 肌に塗布した場合、かぶれなど起こす可能性があるので注意
健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修を参考
紫根とは名前通り、ムラサキの根の部分で、古来から染料として使われてきた歴史があり、万葉集などにも度々詠われています。
主な成分はシコニンで抗炎症、抗菌、抗浮腫作用など報告されています。現在では白血病、乳がんなどへの研究も進んでいます。
紫雲膏は 昔からある傷薬でシコンが主要成分に傷薬です。この紫雲膏は江戸末期の外科医華岡青洲が外用軟膏として考案したものです。
現在ムラサキは自生栽培は難しく、絶滅危惧種に指定されていますので、近年では、セイヨウムラサキが大半を占めているそうです。
- 浸出油で軟膏を作ると傷が早く治りますのでお試し下さい。
- ティーは化粧水としてもお使いいただけます。ニキビなどの予防などにお試し下さい。
参考文献 メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ