=ヨーロッパでは口唇ヘルペスの製剤としてもよく使われているようです=
- 学名 Melissa offoconalis
- 英名 Lemon balm
- 和名 西洋ヤマハッカ
- 科名 シソ科
- 使用部位 葉部
- 含有成分 精油(シトロネラール シトラール)、タンニン、フェノール酸、クロロゲン酸、ロスマリン酸)
- 適用 心身の緊張緩和 神経性の胃炎 抗ウイルス作用
安全性 適切な使用において安全
安全性については(ドイツコミションE、および、メディカルハーブ安全性ハンドブック)に従っています
健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修を参考
レモンバームはミントなどと同じシソ科の植物です。古来よりワインなどに漬け込んで内服や外用で使われていたようです。レモンバームの効能は主に精油成分のシトロネラールやシトラールで、ほんのりと香るレモンの香りが神経を穏やかに導いてくれますし、胃腸などの不調などにも効果をもたらします。また、レモンバームは強い抗菌作用でも知られています。ヨーロッパでは口唇ヘルペスの製剤としてもよく使われているようです。
別名はメリッサ、これは「ミツバチ」の意のギリシャ語に由来するのだそうで、メリッサの花の蜂蜜は良質で、ローヤルゼリーのような、強壮効果が認識されていたようです。
なお、レモンバームの主成分である精油成分は極めて少量ですので、保存する際の品質管理が重要です。室温、遮光で保存しても3ヶ月後には当初の30%減少するそうです。早めに使い切りましょう。
夏は水出しティーにして、冷蔵庫に。フレッシュハーブでもやってみて下さい。ほんのりレモンの風味が味わえます。
参考文献 メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ