Herb-ローズマリーについて

=古くから、若返りのハーブとして知られています=

  • ローズマリー
  • 学名 Rosmarinus officinalis
  • 和名 マンネンロウ(万年郎)
  • 科名 シソ科
  • 使用部位 葉部
  • 含有成分 精油(1,8 シネオール、αピネン、カンファー)フェノール酸(ロスマリン酸、クロロゲン酸、)ジテルペン化合物(カルノソール、ロスマノール)、フラボノイド(ルテオリン)
  • 適用 食欲不振、消化不良、リウマチ、関節炎

陽性変力作用(心拍出量、心拍数が増える)がありますので、てんかん症、妊婦、高血圧の方などは長期多量摂取はお控え下さい。またカンファー(神経毒として作用)が含まれますので、精油など、長期使用、飲用にも注意が必要です。

安全性については(ドイツコミションE、および、メディカルハーブ安全性ハンドブック)に従っています
健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修を参考

古くから、若返りのハーブとして知られ、和名の万年郎も万年(ずっと)若く居られるの意から来ています。特に、ローズマリーを利用してつくる*ハンガリーウォーターに代表されるように、特に高齢者の強壮剤としての利用は古くから知られています。ローズマリーの特徴はなんと言っても、強力な抗酸化作用にあり、抗酸化No.1ハーブと言われています。
主要成分であるロスマリン酸は記憶力低下を抑える作用、ルテオリンは血行促進作用があり、頭痛や肩こりにも効果があるとの報告があります。また頭髪にエキスを塗布すると皮膚が刺激され血液循環が高まる事から毛包の成長を促すとの報告も上がっています。

*ハンガリーウォーターとはローズマリー、ローズなどを利用して作るチンキ剤。
高齢(77歳)のハンガリー王妃がローズマリーを材料にして作る「ハンガリーウォーター」を使って、健康を取り戻し、若返りを果たした事を機に、隣国のポーランド国王から求婚されたというエピソードが残っている

  • 抗菌作用がありますので、チンキを作ってうがい薬にすると風邪、インフルエンザの予防になります。
  • ティーにチンキを数滴垂らして服用してみて下さい、疲労回復、神経衰弱時など有効成分がより効果的に働きます。
  • チンキ剤、抽出油は ヘアケア用品、化粧品に。乾燥肌対策、熟年肌(シワ改善)、脱毛、フケ症に利用できます。
  • ローズマリーのティーは血行促進作用がありますので、疲労回復などにお役立て下さい。
  • ローズマリーの独特の香りロスマリン酸は記憶力向上に繋がるとの報告があります



    🌿 ローズマリーのトリビア
  • 1. 名前の由来
  • 学名:Rosmarinus officinalis
     語源はラテン語の ros(露)+ marinus(海の)。
     「海のしずく」を意味し、地中海沿岸に自生していた姿に由来します。
  • 2. 記憶と学問のシンボル
    古代ギリシャでは「記憶のハーブ」とされ、学生が試験のときに頭にローズマリーの冠をかぶったという逸話があります。
    シェイクスピア『ハムレット』にも「ローズマリーは思い出のために」というセリフが登場。記憶・友情・忠誠の象徴でもあります。
  • 3. 儀式・宗教での利用
    中世ヨーロッパでは、結婚式や葬儀にローズマリーの枝を使う習慣がありました。
    消毒作用が信じられていたため、病院や教会で燻して空気を浄化するのにも利用されました。
  • 4. 料理用ハーブとしての普及
    フランス料理のブーケガルニ、イタリア料理のアロマティックな肉料理に欠かせない存在。
    抗菌・防腐効果があるため、肉や魚を保存するのにも役立ちました。
  • 5. 精油の特徴
  • ローズマリー精油はケモタイプ(主成分の違い)があるのも特徴。
    👉 同じローズマリーでも成分が異なるため、利用目的で使い分けられたりします。
  • シネオール型 → 主に呼吸器系に向く
  • カンファー型 → 主に筋肉疲労やマッサージに
  • ベルベノン型 → 主に肝臓サポートやスキンケアに
ローズマリー
ローズマリー
ローズマリー茶葉

参考文献 メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ