=更年期のホットフラッシュにオススメのハーブです=
- 学名 Salvia officinalis
- 科名 シソ科
- 使用部位 葉部
- 含有成分 フラボノイド(ルテオリンなど)、フェノール酸、ジテルペン型苦味物質カルノソール
- 適用 口腔の炎症、歯肉炎、更年期のホットフラッシュ
- 妊婦の使用不可
- セージの精油に含まれるツヨン、カンファーは神経に働きかけるので、しばしば記憶力や感覚を向上する目的でも用いられますが、神経毒としても側面もあります。長期的な使用は避けて下さい。
- てんかん薬、鎮静薬、糖尿病薬、卵胞ホルモン剤 など服用している方は医師の支持を仰いで下さい
安全性については(ドイツコミションE、および、メディカルハーブ安全性ハンドブックに従っています)
健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修を参考
セージは古代ギリシャの時代から薬用ハーブとして用いられていました、学名のSalviaはラテン語の「Salvere」で救済の意味があり、万病の薬として使用されていたようです。セージの煎剤で傷の出血が止まり潰瘍が治ったと記する古い文献なども存在しています。セージの主な特徴はタンニン、精油成分のツヨンを含む事です。タンニンの収れん作用(ひきしめ効果)やツヨンの抗菌、抗真菌作用などを利用して、歯肉炎などの口腔粘膜の炎症、風邪による喉の腫れや痛みにうがい薬などにすると効果的です。また、セージはホルモン作用もあり、更年期の女性のホットフラッシュや寝汗の緩和の目的で、ファーストチョイスのハーブに選ばれます。
- 抗菌作用を利用して、チンキを作りうがい薬として利用してみて下さい、冬の季節など風邪の予防に役立ちます
- ホルモン作用がありますので、精神不安、生理不順、更年期にティーとして服用してみて下さい。(但し、妊娠中は不可、指導医に相談)
- 消化促進効果もあります。消化不良、ガスが溜まるなどにもティーとしてオススメです
- 料理としてもよく使われます。臭みを消す作用があります。
参考文献 メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ