=2025ももうすぐ終わり
クローブの“プチッ”とともにこの一年をたどる=
12月は、オレンジポマンダー作りのご案内です。
みなさんにとって、2025年はどんな一年だったでしょうか。
静かにこの一年を振り返りながら、オレンジポマンダーを作る時間はいかがでしょう。
オレンジにひとつずつクローブを刺していく、シンプルな手仕事です。
“プチッ”という小さな音とともに、スパイシーなクローブの香り、そしてオレンジの甘い香りがふわりと広がります。
どこか懐かしいような、やわらかな郷愁を誘う組み合わせです。
中世の時代から伝わる、香りのお守り”ポマンダー”。
いにしえの人々の暮らしに息づいていた“香りの知恵”を、受け取りながら、
今年最後の手仕事を楽しんでみませんか。(ポマンダーの詳しい説明は文末にまとめました)




リボンはシャンペンゴールドとワインレッドをご用意。お好きな方を選んで下さい。

実はポマンダーは1ヶ月乾燥させてから、飾り付け。ですので、飾りアイテムだけ、お作りいただいて、後はご自宅で飾り付けして下さいね。本日時間が取れない方はクローブを刺すだけで、終わっても大丈夫です。材料アイテムだけお渡ししますので、持ち帰り、ご自宅で完成させて下さいませ。
それから、今回は、クリスマスと言う事で、少し豪華に演出です。
皆さんがポマンダーをお作りになってる間に、
私はスパイスクッキーを焼いておもてなしさせていただきます。
スパイスクッキーとチャイ(もちろんお持ち帰りもございます)。
この組み合わせも素敵かと思います。
どうぞ、心ワクワクさせて、お越しいただければと思います。


<料金>
基本料金 1500円 + 材料費 1700円 合計 3200円
<開催場所>
お申し込み頂いた方に直接ご案内いたします。
(ワークプラザ勝田、フードスクエアカスミさんの
近くです、JR勝田駅より、徒歩20分位、駐車場はありますが、人数によっては、少し歩いて頂く事もあります、ご了承下さい)。
特にお持ち頂くものはございませんが、気になるようでしたら、エプロンを持参下さい。
<日程>

ご都合のよいお日にちを
お選び下さい。
(こちらから、ご提案させていただく事もございます)
もしくは
douzochair.mat8@gmail.com
もしくは
インスタグラムのDMより
直接 お申し込み下さい

<オレンジポマンダーとは>
オレンジにクローブを刺して作る、自然素材の香りのオーナメントです。
中世の香り玉から発展したもので、防虫や芳香に使われてきました。
冬の季節やクリスマスの飾りとして、今も広く親しまれています。
<オレンジポマンダーの歴史>
オレンジポマンダーには、少し不思議で温かい物語があります。
はじまりは、ずっと昔のヨーロッパ(13〜15世紀頃)。人々は“よい香り”が心と健康を守ってくれる、と信じていました。当時は金属で作られた小さな香り玉の中に、香りの素材をたっぷり詰め、
お守りのように身につけていたそうです。
その香り玉が、のちに「ポマンダー」と呼ばれるようになります。
やがて、暮らしや芸術を楽しむ気風が芽生えたルネサンス期に入り、人々は もっと手軽に香りを楽しむ工夫 を探し始めます。、お金をかけなくても楽しめる形として、
オレンジにクローブを刺す、今のスタイルが生まれたとされています。
冬の贈り物にされたり、家の中をふんわり香らせる飾りとして使われたり、
日々の生活を少し明るくしてくれる存在だったようです。
このオレンジポマンダーが17〜18世紀には、家庭に広がり、
部屋の香りづけ、引き出しの防虫、冬の“気つけ”として親しまれました。
手仕事としてつくる習慣が根づき、クリスマスの飾りとしても愛されるようになります。
そして、現在。
そう、私たちが作るオレンジポマンダーは、
中世の香り玉から続く歴史の流れを受け継いだものなんですよね。
長く使われてきた香りの工夫が、今の形として残っています。
クローブのスパイシーさとオレンジの甘い香り、
冬らしい心地よい香りです。
私はこの香りにふれると、毎年「冬の季節になったな」と感じます。
このシンプルな組み合わせが、今でも多くの人に親しまれている理由のではないかと思います。



