20.成分は、どう分類されているのか

ブレンドの背後にある科学

前回は、
「成分名だけでは植物は読めない」
という視点で、少しお話をしました。

ここからは、
実際に成分がどう整理されているのかを見ていきましょうね。

植物成分は、大まかに二つに分けて、考えられているんですね。

ひとつは、
糖類・デンプン・タンパク質・脂質など、
ほとんどすべての植物に共通して見られる成分。
成長し、エネルギーを蓄え、
次の世代へつなぐための
生命維持の土台になるものです。
これを、一次代謝産物と呼びます。

もうひとつは、
フラボノイドやタンニン、精油成分のように、
すべての植物が同じように持つわけではない成分。
強い光、乾燥、外敵といった環境に対応するために、
必要に応じて多く作られてきたものです。
これが、二次代謝産物です。

この分類は、
「効く・効かない」や
「良い・悪い」で分けたものではないですよね。

で、なぜ二つに分けるのかというと、
環境などによって、
変わりやすいものを区別するため、って感じだと思います。

一次代謝産物は生命維持に関わる成分ですので、
環境が変わっても大きくは揺れません。

一方で、環境への対応として現れる成分である二次代謝産物は、
光や温度、季節、傷といった条件によって、量や構成が変化します。

この違いを意識することで、
「この植物はいつもこうなの?」
「それとも、ある条件でそう振る舞うの?」
など、見る目も変わってきます。

一次産物と二次産物の分類は、
植物を単純化するためのものではなく、
植物の言わば、生き方を読み解くための”ものなのですね




今日の一言
順応性がある人と、どんな環境でも変わらない軸を持っている人
成分もきっと魅力的、ぞよ🥷」

次回は
新年となりますね。

21.二次代謝産物とは、どんな成分群なのか
へと参りましょう。

2026が皆様にとって、実り多き一年でありますように 
(読んで頂きありがとうございます)🍀。

ひたちなか市のハーブ教室、どうぞさんのハーバルスタジオでした