44.エルダーフラワー =ハーブ= についてです。

エルダーフラワーは、
「効き目が強い」というようなハーブではありませんが。
香りは華やかですが主張しすぎず、
味もやさしく、ブレンドの中では前に出すぎない。単体で主役を張るより、
“場の空気を整える存在”という表現がしっくりくるかと思います。


エルダーフラワー、生のお花は残念ながら拝見した事はないのだけれど。
かわいいお花ですよね。
ただ、日本では、今のところ、広く流通している感じではないかもしれませんね。
何年か前、コカコーラボトラーズが出した、ファンタソカタ(socata)、私はしっかり覚えているんです。エルダーフラワーの香りがする飲料だったと思います。これから、エルダーフラワーもメジャーになっていく?なんて思ったのですが、あまり話題にはなりませんでしたね。


エルダーフラワーは
西洋ニワトコと言われます。その花の部分です。
ヨーロッパでは古くから身近な樹木です。

特に花は

春から初夏にかけての季節の変わり目
に、コーディアルや温かい飲み物として利用されてきた記録がありますし、今でも大人子供問わず、広く親しまれている飲み方です。

季節の変わり目を穏やかに支えるハーブとして、生活に根付いたハーブです。


効能

エルダーフラワーに含まれる成分としては、

  • フラボノイド類
  • フェノール酸類
  • 精油成分(ごく微量)

などが知られています。特に、エルダーフラワーは「フラボノイドハーブ」などと言われ、フラボノイドが多く含まれる事で知られています。

伝統的にも

  • 発汗を促す目的で風邪を引いた時などに

に使われることが多いです。


ブレンドでの役割

エルダーフラワーは、柔らかい雰囲気のハーブです。
ブレンドの中でこんな働きをします。

  • 香りの角を取る
  • 酸味や苦味をやわらげる

いわば
ブレンド全体の“緩衝材”

前に出るハーブが決まっている時ほど、
静かに力を発揮します。


ブレンド例を少しね

① エルダーフラワー × レモンバーム × リンデン
→ 神経を使いすぎた日の就寝前に
(香りも味も、力を抜く方向)

② エルダーフラワー × ネトル × ローズヒップ
→ 季節の変わり目のベースブレンド
(ネトルのくせをやわらげる)

③ エルダーフラワー × ペパーミント(少量)
→ 鋭くなりがちなブレンドの後味調整
(ミントを主張させすぎないための組み合わせ)


まとめ

エルダーフラワーは、
入っていると

  • 飲みやすくなる
  • 全体が落ち着く

そんなハーブです。

ブレンドを
「強くする」か
「整える」か迷ったとき、
エルダーフラワーは
後者を静かに引き受けてくれます。



今日の一言
エルダーフラワーさんは、まさしく赤ちゃんが纏う”おくるみ”、みたいなハーブかな☺️」


次回の ハーブプロフィ−ルは

45.リンデン について です。

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