48.パッションフラワー=高ぶりを押さえるハーブ=  

=パッションフラワー=

中枢神経に働くハーブ

頭は疲れているのに、神経だけが静まらない。頭は冴えて眠れない、そんな時に使えるハーブです。
ちょっと難しいい言い方をすると中枢神経系に働くハーブなんです。中枢神経とは脳や脊髄に直接作用すると言う事、指や足などにはりめぐる末梢神経ではなく大きな神経に働くというところが特徴です。
私も神経が高ぶって眠れない夜など、時々、お世話になるハーブです。

古代からの使われ方

原産は北南米。ネイティブアメリカンは、不眠や神経の興奮、痛みの緩和に利用していました。

16世紀、スペイン宣教師がこの花を見て、キリストの受難(Passion)を象徴するものと解釈し、ヨーロッパへ伝えました。

パッションフラワーと聞くとなんとなく、パッションフルーツを連想して南国のイメージを持たれる方も多いかなと思います。どちらも「トケイソウ」属ではあるのですが、学名は違いますし、使用部位も主に葉、茎となります。

19世紀になり、神経鎮静の目的で医療的に使用されるようになったようです。

成分として、

主成分はフラボノイド類(アピゲニンなど)、微量のアルカロイド。

研究では、脳内の抑制性神経伝達物質 GABA の働きを補助し、神経の過剰な興奮を抑える可能性が示唆されています。

ドイツのコミッションE(ドイツ政府が設けた植物薬の有効性と安全性を評価する専門委員会)でも、神経性の落ち着きのなさや睡眠障害への使用が認められています。

現代の使い方

神経性不眠や不安感、緊張による消化器の不調などに用いられます。
植物の作用らしく、神経の高ぶりを静かに下げるタイプです。

単独でも使われますが、味はソフトであまり特徴はありませんので。
個性のあるハーブでもあまり邪魔をしません.
カモミールやレモンバームなどと組み合わせ鎮静効果を期待してもいいですね。

注意点

一般的に安全性が高いハーブと評価されていますし、
欧州や北米でも長年使用され、大きな毒性報告は多くありません。

ただ、妊娠中は使用を避けます。

睡眠薬や抗不安薬など鎮静系医薬品を服用中の場合は、医師への確認が必要です。

ただし、漫然と長期使用するものではありません。

まとめ

パッションフラワーは

過敏になった中枢神経を穏やかに整えるハーブ。

静かな神経安定剤として働くハーブです。



今日の一言
パッションフラワーさんは、風が止んだ海。月に照らされた凪 ☺️」


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