50. バレリアン=休息へ向かわせてくれるハーブ=

眠れないというよりも
休息のスイッチが入らない。
頭の中に、あれやこれや浮かんで、考えが止まらない夜、
身体は疲れているのに、神経だけが起きている状態。
こんな時に利用して頂きたいハーブです。

決して、華やかではありませんし、
独特の個性豊かなハーブとして有名でもあります。


歴史

古代ギリシャ・ローマ時代から使用され、
中世ヨーロッパでは神経の緊張や不眠に用いられてきました。
ディオスコリデスの薬物誌にも名前を連ねているようです。

19世紀には神経過敏やヒステリーの治療として、
特に、ドイツの植物療法では、、
軽度の不眠・神経性緊張に対して積極的に利用されているとのことです。

派手なハーブではありませんが、
「落ち着かせる根」としての歴史的にはとても長く利用されてきたハーブです。

飲みにくさの正体

バレリアンを初めて口にしたとき、
多くの人が感じるのは「独特」、「土っぽい」「発酵っぽい」という印象。
正直、結構強烈な香りです(私はちなみに平気です😁)。
この飲みにくさは、成分由来なんですね。

① 揮発性脂肪酸 ― イソ吉草酸

いわゆる“むわっとした”匂いの中心。
イソ吉草酸は
皮膚常在菌がつくる”足の匂い👣”の主成分でもあるんですね、
これを聞くと、えーっ😆となってしまいますが、
実はこの香りはバレリアンが虫や動物を寄せ付けない為の防御として分泌している成分でもあるんですね、
この香りの克服???。これぞ、ブレンドの醍醐味かもしれませんね☺️。

ブレンド例


香りをやわらげる組み合わせをご紹介します。

  • パッションフラワー
  • レモンバーム
  • リンデン
  • ラベンダー
  • バードック(ごぼう)

私のオススメは、同じ根部をブレンド バードックなど オススメです。

注意点

をあげておきます。

  • 妊娠中・授乳中は使用を避ける
  • 他の鎮静薬との併用は注意
  • 長期連用は避ける

香りは前面に出さず、
作用だけを生かす設計がポイントです。

因みに、この香り、猫ちゃん🐈は大好きですよ☺️。
うちの子もクンクン寄ってきます。
猫ちゃんには、一時的興奮作用があるようです。
人間には鎮静に働き、猫ちゃんには興奮に働く。
面白いところですね(短時間での使用は害はないそうですよ)。

まとめ

バレリアンは、
眠らせるというより、神経をなだらかに静めてくれるハーブです。

基本情報

  • 学名:Valeriana officinalis
  • 使用部位:根・根茎
  • 主な成分:バレポトリエイト類、セスキテルペン類(バレレン酸など)、精油成分(揮発性脂肪酸(イソ吉草酸))



今日の一言
座禅へ導く、気高い僧侶 それが バレリアンさん☺️」


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