アンジェリカ、ちょっとかわいい名前ですよね。甘いジェリーとか、エンジェルを想像するからかもしれませんね。実際、学名 archangelica は「大天使」に由来していますアンジェリカは、中国漢方でいう当帰(チャイニーズ当帰)と兄弟のような関係にあります。北ヨーロッパ原産。薬局などで、漢方薬のコーナーに 当帰芍薬散 ありますよね。チャイニーズトウキが配合されているんですね。
歴史的にも古くから利用され、中世の修道院薬草園で栽培され、疫病流行期に利用された記録があります。中世では、もっとも重要なハーブの一つに数えられていたそうですよ。学名 archangelica は先ほどもお伝えした通り、「大天使」に由来し、守護の象徴とされていたようです。
作用の方向性としては、
- 消化機能のサポート
- 体を温める方向
- 末梢循環を促す方向
- 食欲不振・冷え傾向への利用
ヨーロッパでは「芳香苦味健胃薬」に分類されますが、身体を温める効果や発汗作用や利尿作用があるため、冷え性、更年期の気力、体力の衰えに用いられます。また、チャイニーズトウキと共に、子宮の働きを賦活するとの報告があります。
注意点
- 根の精油は光毒性の可能性あり(外用後の紫外線曝露に注意)※精油は注意して下さい。
- 妊娠中の使用は不可
- 高用量での自己判断使用は避ける
中心を温め、滞りを動かすハーブ
温めてくれるハーブであることから、やはり、更年期などの冷え対策にはよいハーブですよね.
ただ、苦味があるので、あまり入れすぎない事。
同じ温め系の
ジンジャー
シナモンなどと一緒に飲むのも オススメです。
まとめ
アンジェリカは 温め系。女性に見方のハーブです。
基本情報
学名:Angelica archangelica
科名:セリ科
使用部位:主に根(ほかに種子・茎)
主な成分
- エレウテロシド類(配糖体)(重要成分)
- リグナン類
- クマリン類
- 多糖類
成分の特徴(根)
- 精油成分(α-ピネン、リモネンなどのモノテルペン類)
- クマリン類(フロクマリン含む)
- 苦味質
芳香性と苦味を併せ持つのが構造的特徴です。

今日の一言
「北国の薪ストーブ 芯から温めてくれる存在。 それがアンジェリカさん☺️」
次回の ハーブプロフィ−ルは
56.自律的な調整系ハーブ ブラックホコシュ についてです
ひたちなか市のハーブ教室、どうぞさんのハーバルスタジオでした
季節の講座など開催中です⇨HOMEPAGEへGo
前回の投稿などは 下段に⬇️。よかったら、ご覧下さい。

