4.ハーブティーの香りにも順番がある?(ひたちなか市のハーブ教室)

ブレンドの背後にある科学



前回は精油の香るのには順番があるという話をしてきましたが、

ハーブティーにも、実は香る順番があるんですね。

まず、
ふんわりと立ち上がる香り
→ しばらく続く香り
→ 最後に残る香り。

この三段階の変化は、精油と似ていますよね。

だけど、ハーブティーは、少しだけ違うんですね。

1. 最初に立ち上がる香り(揮発しやすい成分)

お湯を注いだ瞬間に感じる、軽やかな香り。やはり成分的にも軽いモノが出て行きます。
なので、リモネン、シトラール、メントン(ミントの成分)など、が中心となりますね。
葉・柑橘系のハーブに多く見られます。(ここは精油と似てますね)

2. 数十秒〜数分続く香り(ハーブの性格が出る部分)

それから、時間が経つと、ハーブの本来の性質が香ってきます。
精油と違うのは、ここ。水溶性の成分の香りが加わると言う事なんです。

ラベンダーの清らかな香り、
カモミールの青りんごのような香り、
ローズマリーのつんとした、澄んだ香り。


3. 最後に残る香り(深みをつくる成分)

そして、最後に、

お湯の温度が下がってくると、
タンニンや苦味成分等が立ち上がり、
後口として、残る。

言い換えれば、余韻が残る。
そんな感じです。


前回、精油の成分には軽いものと重いものがあるよとお伝えしましたが、

軽い成分(リモネンなど)は揮発しやすく、お湯の熱で最初に立ち上がります。
そのあと、水に溶けやすい成分や少し複雑な成分がゆっくり香りをつくり、
最後に重たい成分が余韻として残るーー。

ハーブティーでは、その成分が水にどの程度溶けるか、
なども香りの変化に関わるんですね。

揮発しやすい成分 (最初の香りとして)、
水溶性の成分( 香りの中心)
渋み成分など → 余韻の香り

お湯という抽出の場が、香りに時間軸を与えているわけですね。





今日の一言
さらりと水に姿を映すハーブティー。奥が深いぞよ🥷

次回は
「ハーブティー、温浸(温かいハーブティー)と冷浸(水出しハーブティー)で
“味”が変わる理由」

について考察していきます。


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