34.スペアミント=ブレンドの幅を広げるハーブ=

今回は、スペアミントについてです。

スペアミントは、ミントの中でも香りが穏やかで、
ブレンドに取り入れやすいハーブです。

スペアミントは市販のガムなどの香料によく使われていますし。
想像ももしかしたら、しやすい香りかもしれません。
同じミントでも、ペパーミントのような鋭い清涼感は控えめで、
どことなく、やさしく広がるのが特徴です。

スペアミントの特徴としては、

  • メントール含量が少なく、刺激が弱い
  • 香りが丸く、甘みを感じやすい
  • 前に出すぎず、他のハーブと調和しやすい

香りの立ち上がりはあるものの、
「つん」と主張するのではなく、
ふわっとした柔らかさがあります

ブレンドとしての使いやすさ

スペアミントは、ブレンド全体の印象を壊しにくく、

  • 後味をすっきりまとめたいとき
  • ミント感を出したいが、強さは控えたいとき

になどに向いています。

単体で使っても穏やかでですが、
スペアミントは、幅広いハーブと合わせやすいのも特徴です。

  • カモミール(やさしさが重なり、丸みが出る)
  • レモンバーム(軽やかで親しみやすい香りに)
  • フェンネル(甘みと清涼感のバランスがとれる)

ブレンドの中で「主役」にならず、
全体を心地よくまとめる位置に収まります。

スペアミントは、いつから使われている?

歴史的な補足を スペアミントと ペパーミントの違いなども少しお話しますね。

古代〜中世の位置づけ

  • 古代ギリシャ・ローマ時代
    ミント類は、食後の口直しや香りづけ、空間のリフレッシュに使われていました。
    この時代に使われていたミントは、
    刺激の強いペパーミントではなく、穏やかなスペアミント系が中心だったとされています。

ここが少し面白いポイントです☺️。

  • スペアミント 
    → 古代から自然に存在し、使われてきたハーブ
  • ペパーミント 実は
    → 17世紀(イギリス)に自然交雑で成立した比較的新しいミント

なんです。ペパーミントの方が比較的新しい品種なんですね。

ペパーミントとの成分の違い

最後に少し、ペパーミントとスペアミントとの成分の違いなどもお話しておきますね。

  • ペパーミント
    ・メントール含有量が高い
    ・清涼感が鋭く、体感がはっきり出やすい
  • スペアミント
    ・主成分はカルボン特有の甘みのある香りで、冷感刺激は穏やか

    そのため、
    ペパーミントは「効かせすぎに注意が必要なミント」、
    スペアミントは「量を調整しやすいミント」

    そんな特徴がでてくるんですね。




まとめ


スペアミントは、刺激の少ない穏やかなミント

ブレンドに入れても主張しすぎない

やさしく広がり、全体を整えやすい

スペアミントは、

ミント感を出したいときの、安心して使える選択肢です。



今日の一言
洗いざらしのコットンシャツみたいなスペアミントさん、きちっとしすぎないところがいいよね🍀」


次回は ハーブプロフィ−ルの第5回

35. レモンバーム =角を取ってくれるハーブ=です

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