今回は、スペアミントについてです。
スペアミントは、ミントの中でも香りが穏やかで、
ブレンドに取り入れやすいハーブです。
スペアミントは市販のガムなどの香料によく使われていますし。
想像ももしかしたら、しやすい香りかもしれません。
同じミントでも、ペパーミントのような鋭い清涼感は控えめで、
どことなく、やさしく広がるのが特徴です。
スペアミントの特徴としては、
- メントール含量が少なく、刺激が弱い
- 香りが丸く、甘みを感じやすい
- 前に出すぎず、他のハーブと調和しやすい
香りの立ち上がりはあるものの、
「つん」と主張するのではなく、
ふわっとした柔らかさがあります。
ブレンドとしての使いやすさ
スペアミントは、ブレンド全体の印象を壊しにくく、
- 後味をすっきりまとめたいとき
- ミント感を出したいが、強さは控えたいとき
になどに向いています。
単体で使っても穏やかでですが、
スペアミントは、幅広いハーブと合わせやすいのも特徴です。
- カモミール(やさしさが重なり、丸みが出る)
- レモンバーム(軽やかで親しみやすい香りに)
- フェンネル(甘みと清涼感のバランスがとれる)
ブレンドの中で「主役」にならず、
全体を心地よくまとめる位置に収まります。
スペアミントは、いつから使われている?
歴史的な補足を スペアミントと ペパーミントの違いなども少しお話しますね。
古代〜中世の位置づけ
- 古代ギリシャ・ローマ時代
ミント類は、食後の口直しや香りづけ、空間のリフレッシュに使われていました。
この時代に使われていたミントは、
刺激の強いペパーミントではなく、穏やかなスペアミント系が中心だったとされています。
ここが少し面白いポイントです☺️。
- スペアミント
→ 古代から自然に存在し、使われてきたハーブ - ペパーミント 実は
→ 17世紀(イギリス)に自然交雑で成立した比較的新しいミント
なんです。ペパーミントの方が比較的新しい品種なんですね。
ペパーミントとの成分の違い
最後に少し、ペパーミントとスペアミントとの成分の違いなどもお話しておきますね。
- ペパーミント
・メントール含有量が高い
・清涼感が鋭く、体感がはっきり出やすい - スペアミント
・主成分はカルボン特有の甘みのある香りで、冷感刺激は穏やか
そのため、
ペパーミントは「効かせすぎに注意が必要なミント」、
スペアミントは「量を調整しやすいミント」
そんな特徴がでてくるんですね。
まとめ
スペアミントは、刺激の少ない穏やかなミント
ブレンドに入れても主張しすぎない
やさしく広がり、全体を整えやすい
スペアミントは、
ミント感を出したいときの、安心して使える選択肢です。

今日の一言
「洗いざらしのコットンシャツみたいなスペアミントさん、きちっとしすぎないところがいいよね🍀」
次回は ハーブプロフィ−ルの第5回
35. レモンバーム =角を取ってくれるハーブ=です
ひたちなか市のハーブ教室、どうぞさんのハーバルスタジオでした
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