ヨーロッパでは古くから、肝臓を守る植物として知られているハーブ
ミルクシスルは、アザミの様な花を咲かすハーブなのですが、日本ではあまり馴染みがなですよね。
ミルクシスルを初めて見た時、多分、皆さん、口を揃えるのが「硬い」、なんですよね。
そうなんです。この種はとっても硬いですし、実をいうと、ティーでは、成分が抽出されにくいんですね。
歴史的背景
古代ローマ時代より、
医師 ディオスコリデス の著書
→ 薬物誌 に登場も登場します。
この時点ですでに
「胆汁に関わる不調」への利用が記録されています。すごいですね。
その後の流れは
- 中世ヨーロッパ
修道院の薬草園で栽培
→ 消化・肝臓・胆汁系に使用 - 16世紀(ルネサンス期)
ハーバリストたちが
→ 「肝臓・脾臓のための植物」として記述
含有成分 シリマリン
医療成分としては、このミルクシスルに含まれる
シリマリンが有効成分として、研究対象になっています。
因みに学名Silybum marianumは
ilybum
→ ギリシャ語 silybon(アザミ類の植物名)から
marianum
→ 聖母マリアに由来
(葉の白い斑が「マリアの乳」と結びつけられた伝承 下記参照⬇️)
有効成分とされるシリマリンは この学名が由来となり命名されています。
利用例としては、肝臓に関わる諸症状。
- 肝細胞の保護
- 肝細胞の再生促進
- 抗酸化作用
- 胆汁分泌のサポート
などになります。
学名marianum 伝承の内容
中世ヨーロッパのキリスト教圏で広まった話。
幼いイエスに授乳していた
聖母マリアの母乳が地面に落ち、
そのしずくが葉に白い斑として残った。
ミルクシスルの葉の文様が由来です。
利用例 ブレンド?
ティーのブレンドと言う枠ではなくなってしまいますが、
現在、海外ではティーよりも、チンキやカプセル剤として取り入れられることが多いハーブです。
種子は硬く、抽出もしにくいため、実際にそのまま見かける機会はあまり多くないと思います。
注意
- キク科アレルギーの人は注意(ミルクシスルはキク科の植物です)
- 妊娠中・授乳中は使用を控えるのが一般的
まとめ
肝臓の「守り」と「立て直し」の両方に関わる、
数少ない“再生寄り”のハーブ。
■ 基本情報
- 学名:Silybum marianum
- 使用部位:種子
- 主成分:シリマリン(フラボノリグナン類)



今日のひと言
ガス管の点検をして、異常を見逃さないお方。それがミルクシスルさん
次回の ハーブプロフィ−ルは
71. 次回は ダンディライオン =消化と排出を助け、体の巡りを整えるハーブ=
ひたちなか市のハーブ教室、どうぞさんのハーバルスタジオでした
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前回の投稿などは 下段に⬇️。よかったら、ご覧下さい。

