69.ヒース= 次回はヒース=体の内側を静かに洗い流すハーブ=

ヒースはヨーロッパの荒野(ヒースランド)に広がる低木で、
古くから尿路の健康を支えるハーブとして利用されてきました。

特に知られているのは

  • 利尿作用
  • 尿路の洗浄を助ける働き
  • 軽い抗菌作用

です。

成分のアルブチンは体内で加水分解され、
尿路環境を整える働きに関係するとされています。

また、
アルブチンは、メラニン生成を抑える働きがあり、
お化粧品には結構馴染みのお名前かもしれませんね。

シミやくすみを防ぐ美白成分として化粧品にもよく登場しますね。

ただ、ハーブとしては、
尿路を整える働きとして使われる方が主流です。

ヒースの主な有効成分

  • アルブチン(フェノール配糖体)
  • フラボノイド
  • タンニン
  • トリテルペン類

特にアルブチンは体内で分解されて尿路に作用するため、
ヒースは古くから尿路の健康を支えるハーブとして利用されてきました。

歴史

ヒースはスコットランドや北ヨーロッパの荒野に広がる植物で、
古くから生活の中で身近に使われてきました。

ヒースが広がる大地はそれは見事。
イギリス文学にもたびたび登場します。
例えば『嵐が丘』では、ヒースの広がる荒野が物語の舞台になっています。

また、ヒースの大地で採れるハチミツは
ヒースハニー(ヘザーの蜂蜜)と呼ばれ、香り高い蜂蜜として知られているようです

  • 民間療法では膀胱のハーブ
  • 花はハチミツの蜜源植物
  • 枝は箒(ほうき)や寝床の敷き草として使用されていたようです

ブレンド

ヒースは味が強くないので、
尿路サポートのブレンドに使われます。ブレンドしやすいハーブです

  • ネトル
  • ダンデライオン

などと合わせることがよくあります。

飲む上での注意

  • 長期間の連続使用は避ける
    アルブチンを含むため、長く飲み続ける使い方は一般的に勧められていません。
  • 妊娠中・授乳中は控える
    安全性の十分なデータがないためです。
  • 腎臓に疾患がある場合は使用しない
    利尿作用があるため、腎機能に問題がある場合は注意が必要です。
  • 薬を服用中の人は医師に相談
    特に泌尿器系の治療中の場合は併用に注意します。

■ まとめ

ヒースは、北ヨーロッパの荒野に広がる小さな花のハーブ。
アルブチンなどの成分を含み、古くから尿路の健康を支えるハーブティーとして利用されてきたハーブです。

基本情報

  • 学名Calluna vulgaris
  • 科名:ツツジ科
  • 使用部位:花・葉
  • 主な成分:アルブチン、フラボノイド、タンニン
  • :やや渋みのある穏やかな味

今日のひと言

朝の寺院、まだ人の少ない時間に、静かに入口を掃き清めているお坊さん、それがヒースさん
派手ではないけれど、
通り道をきれいに整えてくれる人。


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