43.タイム =刺激に負けない状態を支えるハーブ= 

今日はタイムについてです.


タイムと聞くと、私は「サイモンとガーファンクル」のスカボロフェアー
parsley, sage, rosemary and thyme〜のメロディーラインがでてくるんです。前回お話したのセージもこのフレーズには出てくるンですけど、and…タイム ってところが印象に残ってるんでしょうかね(いずれにしろ、ちょっと、昭和的発想ではあるんですけど💦)

タイムは、このように、歌にもなってますしね、
結構名前の知られたハーブ、少し柔らかい印象があるかもしれません。
ですが、タイムって全体の輪郭が急にくっきりとしたハーブなんです。

香りはシャープ、味は強め。
少量で十分に仕事をする、効率派タイプとも言えます。


その前に歴史を少し触れましょう

タイムの利用は古代地中海世界までさかのぼります。

  • 古代エジプトでは、防腐・保存目的
  • 古代ギリシャでは、勇気や気力の象徴
  • 古代ローマでは、空間や生活環境の清浄、肉の保存

などに使われてきたようです。
特に中世ヨーロッパでは、
ペストなど感染病が流行する時代背景の中で、
「腐敗を防ぐ」「空気を整える」植物として重宝された歴史があります。

効能(伝統的・成分的視点から)

現在において、主に知られている使用法としては、

  • 呼吸器系のサポート
  • 消化のサポート
  • 抗菌・防腐的作用

となります。
主要成分としては
チモール、カルバクロールが代表的です。



このように、タイムは効き目がはっきりとしたハーブですので、飲用にも
注意が必要です。

  • 刺激が強いため、長期・大量使用は避ける
  • 妊娠期、体調が大きく揺れている時期は慎重に
  • 精油(タイム精油)とは完全に別物として考える
    → 精油はさらに作用が強く、扱いは別次元

「ハーブだから安全」という分類には入りませんからね。ご注意下さい。

ブレンド例

  • タイム × マロウ × フェンネル
  • タイム × レモングラス × ローズヒップ
    → いずれも、風邪などによる 喉のケア、風邪の症状緩和などに向いている処方です

※入れすぎると、全体がタイム!だぁとなります、注意ね。

タイムは「やさしい癒し」のハーブというより
静かだけど、実務能力は高いハーブなんです。



今日の一言
タイムは、怖いわけではないけれど、冷静な対応を心掛ける看護婦長さん かな☺️」


次回の ハーブプロフィ−ルは

44.エルダーフラワー =ハーブ= についてです。

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