61.スギナ(ホーステール) =体調の基礎を補強するハーブ=

スギナ、と聞いて何を連想されるでしょうか。
「雑草!」

はい、そう思われる方も多いかもしれません。
実は、うちの庭にもスギナが結構生えていて、引っこ抜いても、また元気に顔を出してきます😅。

ハーブを学ぶ前の私は、これがそんな働きをもつ植物だとは知りませんでした。

実はスギナは、肌や体の組織を整える働きで知られるハーブとして、
昔から注目されてきましたハーブなんです。

そこで出てくるのが、「シリカ」という言葉。

最近は「シリカ入りの水」なども見かけますよね。
シリカとは、ケイ素(ケイ酸)のことなんですね。

このケイ素を比較的多く含む植物として知られているのが、
実はこのスギナなんです。
ケイ素は、体の中では皮膚や髪、爪、骨などの組織を支えるミネラルとして知られています。
いわば、体の「土台」を整えるような存在です。

歴史

スギナは、古くからヨーロッパでも利用されてきた植物です。
古代ローマの時代の文献でも、体を整える植物として記録が残されているようです。

古代ギリシアでは、止血剤として活用、古代ローマでは、強壮剤や染料としても使われたと記載があるようです。
こうして見ると、庭の雑草と思っていたスギナも、ずいぶん長い歴史をもつ植物なんですよね 🌿

主な成分

ケイ酸(シリカSiO₂)
フラボノイド
サポニン
ミネラル(カリウム)

主な働き

① ミネラル補給
スギナは植物の中でもケイ酸(シリカ)を多く含むことで知られる植物です。
ケイ酸は結合組織に関わる成分で、皮膚・爪・髪・骨などの構造を支える要素として知られています。

② 利尿作用
カリウムなどの働きにより、体内の水分代謝を整える方向で利用されてきました。

③ 組織を整える方向のサポート
ヨーロッパの伝統では、皮膚や爪などを整える目的で使われることがあります。

ブレンド例

スギナは味がやや青く、単体だと少し硬い印象があるので、
やわらかいハーブと合わせると飲みやすくなります。

① スギナ × ネトル
ミネラル系のハーブ同士の組み合わせ。
すっきりした草の風味で、日常のお茶として飲みやすいブレンド。

② スギナ × レモングラス
レモングラスの爽やかな香りで、スギナの青い風味が軽くなります。
後味がさっぱりするブレンド 

いかがですか?

注意

  • 長期連用は避ける
  • 心臓・腎臓疾患がある場合は使用を控える(腎臓疾患でカリウムを制限されている方は注意)
  • ビタミンB1分解酵素(チアミナーゼ)を含む可能性が指摘されているため、連続使用には注意が必要です(ビタミンB1不足になる可能性を指摘されています)。

まとめ

スギナは 雑草? 、いえいえ。
「ミネラル、とくにケイ酸を多く含むかなり優秀な植物です☺️」

基本情報

  • 学名Equisetum arvense
  • 科名:トクサ科
  • 使用部位:地上部(緑色の茎)



今日の一言
アンティークショップの職人さん。
壊れたところを直して、しっかり仕上げる方。
それが、スギナさん☺️」


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