68. ホーソン= 心臓と血の巡りを穏やかに支える赤い実のハーブ=

ホーソンはバラ科サンザシ属の植物で、ヨーロッパや中国で古くから利用されてきたハーブです。
使われる部位は主に 果実・花・葉 となります。

(よく出回っているのは、中国で「山楂(サンザシ)」として使われる赤い果実ですね、
ですが、一方、ヨーロッパのハーブ療法では、
花や葉が心臓や血の巡りを支えるハーブとして利用されてきました。
特にヨーロッパでは
「心臓のハーブ」として知られています。

■ 歴史

ホーソンは、1世紀の医師ディオスコリデスの時代にはすでに知られていた植物で、
古くから薬用や食用に用いられてきました。

中世ヨーロッパでは、ホーソンは

  • 心臓の働きを支える植物
  • 長寿の象徴

として知られていました。

またイギリスでは、
ホーソンの木は春の訪れを告げる木としても親しまれています。

一方、中国では果実(山楂:サンザシ)は
消化を助ける果実として食文化にも深く入り込んでいます。
お菓子やお茶にも使われています。

■ 期待される働き

伝統的に次のような目的で用いられてきました。

  • 心臓機能のサポート
  • 血流のサポート
  • 動悸や軽い心臓疲労の補助
  • 消化の補助(特に果実)

※医薬品ではないため、治療目的での使用は医療機関の判断が必要です。

■ 主な成分

ホーソンには以下のような成分が含まれます。

  • フラボノイド(ケルセチン、ルチンなど)
  • プロシアニジン(OPC)
  • トリテルペン酸

これらは研究で、
血管の働きや血流に関係する成分として知られています。

■ 飲むタイミング

ホーソンは刺激の強いハーブではないため、
比較的穏やかに長く飲むタイプのハーブとされています。

  • 心臓や血の巡りを意識したい時
  • 年齢とともに体の巡りが気になる時
  • 食後の消化を助けたい時(果実)

■ 注意

以下の場合は医師に相談が必要です。

  • 心臓の薬を服用している場合
  • 血圧の薬を服用している場合

ホーソンは循環器系に作用する可能性があるためです。

ブレンド例

循環サポートするなら

  • イチョウ

リラックス系ブレンド

  • リンデン
  • レモンバーム など

でしょうか。比較的癖がなく飲みやすいです。ブレンドもしやすいです

■ まとめ

ホーソンは、
心臓と血の巡りを穏やかに支える伝統的なハーブ。

果実は消化を助け、
花や葉は循環を支える植物として
ヨーロッパで長く親しまれてきました。

基本情報(ホーソン)

和名:サンザシ
学名Crataegus spp.
科名:バラ科
使用部位:果実、花、葉

主な産地:ヨーロッパ、中国、北アメリカ

主な成分

  • フラボノイド
  • プロシアニジン(OPC)
  • トリテルペン酸

今日のひと言

大きな物流センターで、
荷物の流れを見ている現場監督。それがホーソンさん
ベルトコンベアが止まっていないか、全体の流れを静かに見ている方☺️


次回の ハーブプロフィ−ルは

68. 次回は ヒース= 次回はヒース=体の内側を静かに洗い流すハーブ=


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