21.二次代謝産物とは、どんな成分群なのか(ひたちなか市のハーブ教室より)

ブレンドの背後にある科学

一次代謝産物(糖・アミノ酸・脂質など)が
生命維持の“基礎インフラ”(たとえば、水道、ガス、電気など)だとすると、
二次代謝産物は、環境と折り合いをつけるための戦略装備(喧嘩をしなくてもどうにか生きていける装備みたいな感じかな)と考えると分かりやすいかと思います。

二次代謝産物の本質

二次代謝産物には、共通した特徴がいくつかあります。大きな特徴としては、二次代謝産物は無くても植物は生きられる、しかし、これがあることで、生存しやすくなるんですね。
つまりこれは、
**植物が環境に対して選び取ってきた個性とか“履歴”のようなものです。

二次代謝産物は、主に次のような目的で作られています。

防御(食害・病原菌・紫外線から身を守る)、競争回避
(周囲の植物の成長を抑える)、誘引(花粉媒介者を呼ぶための香りや色)など。

ここに、
精油成分・ポリフェノール・アルカロイドなどが含まれるんですね。

人間にも、なぜ「効く」と感じられるのか

人が二次代謝産物に
「作用がある」「体感がある」と感じるのは偶然ではありません。

それらは本来、他の生物に影響を与えるための化学物質だからです。
現在でも、私たちが病院で頂く薬が植物由来である事は少なくありません。

ただし重要なのは、植物は人のために作ったわけではないこと。

効能という言葉で単純化できるものではない という点です。

二次代謝産物は 決して
人間向けに目的を持った薬ではなく、
植物が環境適応の結果として存在している化学的物質なのですね。



今日の一言
喧嘩を回避するための成分でもある二次代謝産物。直接ではなくても、間接的に薬にたっているもの、たとえば、人間でいったら、美しい音楽だったり、かわいゆく生けたお花だったり、そういう事かも知れぬな🥷」


22.二次代謝産物は、なぜ不安定で変わりやすいのかをもう少しだけ深読み
してみましょう

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