ブレンドの背後にある科学
二次代謝産物は、なぜ不安定で変わりやすいのか
結論から言うと、
二次代謝産物は「植物が今を生き抜くために、その都度つくるもの」だからです。
安定さより、即応性が優先されているんです。
前回お話した用に、一次代謝産物が
生きるためのインフラ(人間で言うと生きて行くのに必要なもの、
例えるなら、ガス、電気、水道など)
だとすると、
二次代謝産物は(コート、帽子、靴、傘など、 季節や状況で使い分けるもの)
環境と折り合いをつけるためのものなんですね。
紫外線に負けそう、生物に食べられそう、病原菌がやってきたどうしよう、など
こうした外部刺激に応じて作られ、不要になれば減るものなのですね。
多くの二次代謝産物は、
- 二重結合が多い (少しゆるーい形、他の成分が入り込みやすいという事)
- 芳香環をもつ (香ると言う事は、外に飛び出ると言うこと、外の影響を受けるという事)
- 反応性が高い (光、熱 などで、性質を変えやすいという事)
という特徴があります。
これは
「戦う相手に効く」ために作ったものではあるけれど、
安定して存在し続けるには不利
という事なんですね
なので、同じ植物でも、
○季節
○天候
○土壌
○ストレス
で、含まれる成分比は変わります。(精油でいう、ケモタイプもこれに当たります)
だからこそ 加工・保存で差が出るんですね。
(ハーブや精油は保存方法が大事だというのはここですね)
乾燥方法、抽出条件、保存環境で、
○香りが飛ぶ
○色が褪せる
などが起こります。
私たちからするととても、嫌だし、面倒なことなのだけれど、
でも、これって、愛情ある見方をすると、二次代謝成分って、
○生き残るために柔軟だったから、
○状況対応型だったから
とも言えるんですね。 植物ってすごいね。素敵ね!

今日の一言
「絶えず戦ったり、折り合ったり、そのために生まれた成分達。この成分がしばし、私たちの癒しをもたらしてくれているんだなぁ、🥷」
23.「香り・苦味・色は、どこから来るのか」をみていきましょう
してみましょう
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