32.ベースになりやすいハーブ ジャーマンカモミール 

ジャーマンカモミールが  ハーブブレンドで土台として使いやすい理由


ジャーマンカモミールをハーブブレンドに使うとき、
なぜ「主役」ではなく「ベース」として扱いやすいのか
を、
味・香り・効能の観点からちょこっと、整理しますね


カモミールは、
ハーブティーやハーブブレンドで
土台として使いやすいハーブです。

前に出て主張するというより、
ブレンドをふんわり安定させる役割を持っているんですね。

ブレンドに入ると、
前に名乗らなくても、全体がまとまる。
それが、
カモミールの個性であり良さ ではないかと思います。

味や香りの輪郭が比較的やわらかく、
他のハーブと合わせたときに
うまく交わりやすい。

だからと言って個性が弱いわけではありません〜☺️。
前に出さなくても、ちゃんと機能するタイプ、なんですね。

(なお、日本でハーブティーとして流通しているカモミールは、多くの場合、ジャーマンカモミールですので、ここでは、主にジャーマンカモミールを前提にお話ししますね。因みにフレッシュローマンカモミールは
やさしいリンゴの香りでとっても美味しいですよ)


ジャーマンカモミールの効能と、ブレンドでの役割

カモミールは、最近、スーパーなどでも比較的簡単に手に入るようになりましたよね。
そのことから、
「身近=弱い」
「手軽=効果が薄い」
と感じられてしまうこともあるかもしれませんが、そんな事はないんです。

ただ、カモミールの特徴が、少し地味なんですね。
カモミールの特性は
即効性や分かりやすい刺激ではなく、
穏やかに、整えるところにあります。

ジャーマンカモミールには、古くから

  • 消化を助ける
  • 緊張をやわらげる
  • 休息をサポートする

といった穏やかな効能が知られています。

ここで大切なのは、
これらの効能を
前に出して強調しなくてもよいという点です。

ブレンドのベースとして入っているだけで、

  • 刺激を和らげ
  • 全体のバランスを整える

そんな土台としての働きをします。


カモミールは、
劇的な変化を起こすハーブではありませんが、

けれど、
ブレンドに入っていると、
全体が落ち着く。
味の角を丸くし、
他のハーブが活きる余地をつくる。
無理のない形で成立するように働くハーブです。


まとめ|ジャーマンカモミールは「ベースとして強い」ハーブ

中世ヨーロッパでは、
ジャーマンカモミールは

  • お腹の不調
  • 発熱
  • 女性や子どもの不調

などに使われ、
家庭ごとに常備されるハーブでした。

「具合が悪ければ、まずカモミールを淹れる」
という位置づけで、
特別な儀式ではなく、日常の対処として使われていたようですよ。


カモミールは、やさしく自己を主張しないハーブですが、
いつもそこにあってほしい、そんなハーブです。
主役として前に立つより、
ベースとして使うことで力を発揮するハーブですよね。

ジャーマンカモミールはお母さんのように、安心感を与える性質、主張はしないけれどもちゃんと存在感のあるハーブ、ではないかと思います☺️。

この性質を理解すると、
ハーブブレンドの考え方は、
ずっとシンプルになります。




今日の一言
やさしさいっぱい、理想のお母さんみたいなハーブ、ジャーマンカモミール」


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