=古代エジプトの時代から防腐剤、料理、薬として重宝されていたスパイスです=
- 学名 Coriandrum sativum
- 科名 セリ科
- 使用部位 種子
- 適用 便秘 ガス溜まり 消化不良
- 含有成分 精油成分(カプリアルデヒド、リナロール、テルピネン チモール)、ポリフェノール
- 安全性 まれにアレルギーを示す場合があります
- 妊婦への使用はデータ不十分です
- 糖尿病治療薬、降圧薬、鎮痛薬 光感作性薬 などに 影響を与える可能性
健康食品・サプリ「成分」のすべて ナチュラルメデュスンデータベース 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会監修 を参考
フレッシュコリアンダーの葉には独特の強い香りがあり、その臭いはカメムシに例えられることもしばしば。コリアンダーの語源にも「koris(虫)」という言葉が含まれています。
東南アジアではパクチー、中国ではシャンツァイと呼ばれエスニック料理のハーブとして幅広く使われることもあり、アジアのハーブのイメージが強いですが、もともとは地中海沿岸部を原産とするハーブです。コリアンダーの種子は葉のにおいのイメージとは少し違います。乾燥させることによって清涼感を感じる香りへと変化します。ヨーロッパでは香り付けとして、菓子類の風味付けやリキュールの原料としても利用されています。
薬用としてはコリアンダーシードをよく用います。
コリアンダーは消化を助ける働き、駆風(お腹のガスを出す)作用がありますので、食後にオススメのスパイスです。ティーとして飲んでみて下さい。独特の清涼感が食後のティーとしてオススメです。
近年は、血糖値、コレステロール改善効果などを示唆する研究もあがっています。