単糖類について

単糖類は構成する炭素数により名前がつけられています。その中でもよく耳にするものをあげてみます。

アルドペントース(炭素を5つ持っているもの)
D-リボース リボ核酸(RNA) あらゆる生物の細胞中に存在する
2−デオキシ-D-リボース DNAの糖としてあらゆる生物の細胞中に存在する
D-キシロース 多糖類の成分として広く分布。植物の木質部の多く存在する
Lーアラビノース 天然には少ないL型の糖類 植物に多く存在する多糖類の構成成分、アラビアゴムの構成糖。また、D-アラビノースは細菌の多糖類成分として存在する。

アルドヘキソース(炭素を6つ持っているもの)
D-グルコース(ブドウ糖のこと)、D-ガラクトース(乳糖、オリゴ糖などの構成成分)、D-マンノース(コンニャクの成分)、D-フルクトース(果糖のことで、ショ糖の構成成分)

デオキシ糖、ウロン酸(単糖類が還元(Hがとれたもの)もしくは酸化(Hがくっついた))したもの
L-フコース(ガラクトースの一部が還元したもので、海藻類に多く存在する)、L-ラムース(マンノースが還元したもので、植物の多糖類を構成する)
D-グルクロン酸(D-グルコースが酸化したもの、生体内で抱合作用を行う)
D-ガラクツロン酸(ペクチン、植物粘質物質の構成糖、細菌類、ゴム質に存在)
L-アスコルビン酸(ビタミンCと呼ばれる,主に柑橘類に存在、高い抗酸化作用、食品防腐剤として利用される)

アミノ糖(一部(水酸基)がアミノ基に変わったもの)
D-グルコサミン(ヘパリン、ヒアルロン酸などに存在する)
D-ガラクトサミン(コンドロイチン硫酸などを形成、動物の軟骨に存在する)

糖アルコール(一部(アルデヒド基)がアルコールになったもの)
キシリトール(D-キシロースの還元によって得られる)ショ糖と同程度の甘さを持つ。糖尿病患者の甘味料として使われる
D-ソルビトール(D-グルコースの還元によって得られる)肝疾患、糖尿病や手術前後のエネルギー補給、またはX線造影促進剤として利用されるカテゴリー